自社の経営資源と被買収企業の経営資源とを組み合わせ、
事業シナジーを具体化・定量化するビジネスPMIコンサルティング
事業シナジー最大化の為には、新たにグループに加わった企業が
「自社のどの事業セグメントの成長に寄与するのか」、また、「他の事業セグメントとの間でどのような反応を見せるのか」を
M&Aの初期段階から検討し、それらの効果を見越して買収の意思決定をすることが必要です。また、経営統合後にすぐさま検討内容をもとに
事業セグメント内へ経営資源の投入、あるいは、事業セグメント間の調整を図ることが求められます。
タナベコンサルティングのビジネスPMIコンサルティングでは、
①事業計画の策定(買収後の見通し)、②事業計画の推進(シナジーの創出)、③効果の測定(シナジーの評価)、
というPDCAを回す仕組みを構築し、事業シナジー創出の環境を構築します。
ビジネスPMIにより創出されるシナジー
ベクトル統一
グループの理念・ミッション・
戦略の実現を
共通の目標とする
新たな
事業計画の策定・推進
新会社の目指すべき
定量目標を再設定することで、
ゴールが明確になる
売上・収益の向上
M&Aで期待する
最大の効果を享受する。
何もしなければ変化は起きない
最適な人材配置
事業戦略の明確化により
適材適所の再配置につなげる
コストの削減
重複する固定費の削減や
スケールメリットを
生かした調達を実施する
業務の効率化
事業内容を整理することで
社員の業務の効率化を図る
モチベーションアップ
早期に実績を出す
「クイックウィン」の実現が
社員の動機付けに繋がる
人材流出防止
優秀人材の離職防止のための
M&A後の動きを
見える化することが必要
タナベコンサルティングのビジネスPMIの特長
特長1
総合コンサルタント会社の強みを活かし、
新会社のシナジー発揮を実現
M&Aの目的は「双方の強みを活かした成長戦略の推進」、「重複した事業・業務の効率化」といった
シナジー効果を創出することです。
双方の経営資源を合わせることでシナジー効果の創出を図ることができます。
どのシナジー(売上拡大、コスト削減等)を、どのくらいの期間で実現させようとするのか、
ゴールの策定・およびそこに至るまでのKPIの設定、定例での評価(モニタリング)の
サイクルをタナベコンサルティングがサポートします。総合コンサルタント企業だからこそ、
企業文化の異なる二社間での検討・決定フェーズのサポートが可能です。
特長2
M&A実施直後の高い期待値のまま、
実績の創出が可能
M&A実施後も統合を行わずに、各社のビジネスモデルを維持する場合がありますが、
統合作業を行わないことと、分権型モデルの構築は意味合いが異なります。
PMI未実施の場合、統合メリットの発現確率は低下していきます。
早い段階でのPMI実施により、M&A実施直後の高い期待値のまま
シナジーの創出が可能になります。
タナベコンサルティングでは、子会社への関与度合いの策定、各度合に
最適な統合方針のご提案、PDCAサイクル作成をご支援いたしますので、
統合時のシナジーを高い水準のまま維持することが可能です。
特長3
統合方針の決定から事業ビジョン策定、
運営までをトータルサポート
M&A実施時に想定していた「事業戦略の実現」並びにその向こうにある
「中長期ビジョンの実現」までのプロセス構築がシナジー創出の鍵となります。
タナベコンサルティングでは、被買収企業との統合方針決定~シナジー創出領域の明確化~シナジー継続のための
PDCAサイクル作成~統合後の状況モニタリングまでを一貫してサポートいたします。
サービス概要
フェーズⅠ(2ヶ月間)、フェーズⅡ(3ヶ月間)、フェーズⅢ(3ヶ月間)の3つのフェーズにて実施致します。
M&A後の事業セグメント最適化、ビジネスPMIコンサルティングとは?
PMIとは、Post Merger Integration(ポスト・マージャー・インテグレーション)の略で、M&A(企業の合併・買収)成立後の統合プロセスマネジメントのことです。M&A後に期待したシナジー効果を発揮させるには、マネジメント体制の構築が最も重要となります。
PMIは大きく次の3つにわけることができます。
- ①経営統合(理念、戦略、ビジネスモデル、マーケティング等)
- ②業務統合(業務管理システム、組織管理体制、人事制度等)
- ③意識統合(業務、システム、従業員意識等)
M&A統合後は企業内が最も混乱し、新体制が根付くまでの間に重大なミスやトラブル、システム障害等の発生リスクが高まる時期です。この混乱が長期化した場合、顧客離れや社員の離職、組織内対立の顕在など、企業の損失に繋がる問題を生じさせることになります。
企業価値を損なう問題の予防とシナジー効果発揮の為、どのプロセスを、いつまでに、どのようなスキームで統合していくかを検討・実行する必要があります。
M&Aにおいて双方の強みを活かした成長戦略の推進でシナジー効果を生み出すためには、どのシナジーをいつまでに、どの規模で実現させるかを、双方合意の上でゴールを策定する必要があります。タナベコンサルティングのビジネスPMIコンサルティングでは買収企業・被買収企業双方の現状調査を綿密に行い、統合プランおよびゴールを策定、統合に至るまでのKPIの設定、PDCAサイクル定着をご支援し、その後のモニタリングまでを一貫してご支援、統合時のシナジーを高い水準のまま継続させる体制を構築します。
M&Aは締結したら終わりではありません。むしろ、その後の運営に成否がかかっております。
66年間で大企業から中堅企業まで約200業種17,000社以上に経営コンサルティングを実施してきたタナベコンサルティングだからこそ、M&Aだけではなくその後のPMIまでの一貫サポートをご提供できるのです。
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"経営をつなぐ"唯一無二のM&Aコンサルティングモデル
~サービス概要~
総合経営コンサルティングファームだからできる"経営をつなぐ"唯一無二のM&Aコンサルティングモデル。本資料ではサービス概要から近年のM&A市場動向、コンサルティング事例までをご紹介します。
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譲渡に向けて事前に準備はできていますか?譲渡企業向けにM&Aを成功させるための事前準備チェックリストをぜひご活用ください。
2023年度 M&A・事業承継に
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2023年に実施したアンケート調査から見えてきた各企業が考えるM&A、事業承継とは?
アンケート結果をもとに企業が抱える課題を解決する「成長M&A」のポイントについて解説します。
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事業承継・M&Aに関する相談会
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ABOUT TANABE CONSULTINGタナベコンサルティンググループとは
タナベコンサルティンググループは「日本には企業を救う仕事が必要だ」という志を掲げた1957年の創業以来66年間で大企業から中堅企業まで約200業種、17,000社以上に
経営コンサルティングを実施してまいりました。
企業を救い、元気にする。私たちが皆さまに提供する価値と貫き通す流儀をお伝えします。
コンサルティング実績
- 創業 66 年
- 約 200 業種
- 17,000 社以上