人事・経営用語集
ダブルジョブ制度とは
「ダブルジョブ(社内副業)制度」とは同じ会社の中で自部署の仕事以外に他部署の仕事を掛け持つ働き方である。他部署での業務を経験することにより、社員の新たな能力開発や多様なキャリア形成、社内でのネットワーク(人脈)形成に役立てることができる。
導入している企業の多くは会社がダブルジョブの社員を選抜するのではなく、本人の希望により審査をした上で任命するケースが多い。そのため社員の自発的な取り組みにより、組織の活性化に繋がることをも期待できる。似た言葉に「ダブルワーク」や「副業」がある。ダブルワークは異なる会社に所属し仕事を掛け持つ働き方であり、副業は本業の仕事を軸としたうえで、それ以外の時間を使って別の仕事を行う働き方である。
タナベコンサルティングではダブルジョブ制度を導入する際には社員と所属部署・受け入れ先の部署が制度の趣旨目的を正しく理解し、相乗効果が発揮できる体制を構築することを推奨している。
関連情報

TCG REVIEW 人材価値を創造する
ーファーストコールカンパニーフォーラム 2023ー
「投資により、人材の価値を新しく創造する」「人材の力を高めることで、企業価値を高める」をテーマに開催し、 全国1700名の経営者・リーダーが視聴したタナベコンサルティング「ファーストコールカンパニーフォーラム2023」(2023年6~8月、オンデマンド開催)の講演内容の再編集版。
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