サステナブルHRM(Sustainable HRM)とは
サステナブルHRMとは、短期的な利益や成果の追求に留まらず、ESG(環境・社会・ガバナンス)やSDGs(持続可能な開発目標)を踏まえた中長期的な企業価値向上を目指す人事・人材マネジメントの全般管理を指す用語である。
サステナブルHRMではあらゆるステークホルダー(顧客・投資家・地域住民・行政)の潜在・顕在ニーズに応えていくことが主なミッションとなることから、従来の人事がアプローチすべき領域を創造的破壊によって広げていくことがポイントであると捉えている。
タナベコンサルティングでは、サステナブルHRMを各社の人事戦略・人材マネジメント体系を組み立てるうえでのキーコンセプトとして取り入れていくことを推奨している。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部 エグゼクティブパートナー浜西 健太
「誰もが幸せに働ける会社を生涯かけて追求する」をポリシーに、組織・人事に関するプロフェッショナルとして多くのコンサルティングを展開。 特に、経営者へのコーチングが高い評価を得ている。 クライアントのステージに合わせた人事制度設計および組織開発を通して、エンゲージメント向上と売上倍増へと導いた経験を多く持つ。