組織開発とは
組織開発とは、経済産業省によると「組織内の明示的/暗黙的な行動規範や価値観等に意識的・計画的に 働きかけることで、個々の構成員の組織への信頼・貢献意欲や組織内の 関係性を強化し、組織としてのアウトプットの質の向上や必要な人材の確保・リテンションを図るための一連の活動」と定義されている。
つまり会社などの組織で働く社員ひとりひとりや部署間の関係性に働きかけ、組織全体を活性化・パフォーマンスの最大化につなげていく活動である。そのため、「個人」の能力開発(人材開発)ではなく、「個人」と「個人」のつながりや、「個人」とチーム・事業部の関係性など「個人」以外にもアプローチを行う点が特徴である。
組織開発を行うことにより、組織が活性化し風通しの良い組織や、メンバーのパフォーマンスが発揮しやすい環境を作り出すことができる。
この用語解説をしたコンサルタント
タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフコンサルタント柴田 貴也
大手人材派遣会社にて採用支援・人材育成事業に従事。その後新規事業の立ち上げで飲食・宿泊事業の責任者として従事した後、当社へ入社。「社員がイキイキと働き、主体的に取り組む組織作り」を信条のもと、戦略的な人事コンサルティングを行っている。
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