人事・経営用語集

フラット組織(フラット型組織)とは

フラット組織(フラット型組織)とは、部長、課長、主任など多層化されているピラミッド型組織に比べて管理階層を最小限に抑えた組織形態のことを指す。
フラット組織は、階層数が少ないがゆえに様々な意思決定のスピードが早く、従業員間のコミュニケーションが活発化することが大きなメリットとして挙げられる。
特に変化の激しい市場環境において、柔軟性と機動力を発揮できるフラット組織は最適な組織形態と言えるだろう。
また、社員が自ら考え行動する文化が醸成されることで、組織全体の創造性や問題解決能力が高まり、長期的な成長にも繋がることが期待される。
現代の経営環境において「スピード」と「柔軟性」が競争優位性を担保する重要な要素となる観点から特に近年ではフラット組織の導入が有効とされている。
上記の理由から、タナベコンサルティングでは将来的なビジョンとの整合性や組織の発達段階を踏まえながら、フラット組織の導入検討を推奨している。

この用語解説をしたコンサルタント

木村 彩乃

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
コンサルタント

木村 彩乃

MVV策定や教育制度設計など、経営戦略に基づいた人事制度の構築支援を行っている。「誠実に向き合う」をモットーに、信頼されるコンサルタントを目指して日々業務に励んでおり、確実なタスク進行や相手を思いやる姿勢に対して、クライアントから多くの感謝をいただいている。

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