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労働分配率とは

労働分配率とは、限界利益に占める人件費の割合を表し、労働分配率=人件費/限界利益で計算することができる。
つまり、労働分配率が高い=人件費の占める割合が高いことを表す。
なお、限界利益とは売上高から変動費(材料費や仕入れ代など売上に比例して変動する費用)を引いて算出する。
ここで注意すべき点として、ビジネスモデルにより利益や費用の構造が異なるため、労働分配率の適正値・目標値は各社により異なる。 それぞれの事業形態に則した適正な労働分配率を目指すことが必要となる。

タナベコンサルティングでは、労働分配率を適正値に近づけるために以下の方法を推奨している。
一つ目は計算式の分子である人件費の見直しを行う。
二つ目は、分母である限界利益を高める施策を行う、つまり、自社の商品・サービスの価値を高めつつ売上を拡大することである。
タナベコンサルティングでは、上記2点のバランスを取りながら適正な労働分配率を目指すことを推奨している。

ABOUT TANABE CONSULTINGタナベコンサルティンググループとは

タナベコンサルティンググループは「日本には企業を救う仕事が必要だ」という志を掲げた1957年の創業以来
66年間で大企業から中堅企業まで約200業種、17,000社以上に経営コンサルティングを実施してまいりました。
企業を救い、元気にする。私たちが皆さまに提供する価値と貫き通す流儀をお伝えします。

コンサルティング実績

  • 創業 66
  • 200 業種
  • 17,000 社以上