なぜ今、勘や経験から脱却し、
データドリブンな業績マネジメントに取り組むべきなのか?
事業環境が激変する現代において、経営者の「勘」や「経験」に依存した意思決定では、変化に対応しきれません。企業の持続的な成長を実現するためには、客観的なデータに基づき、経営の全体像を正確に把握する業績マネジメントシステムの構築が不可欠です。
多くの企業は、売上や利益といった財務指標だけでなく、人材やノウハウといった非財務資本も含めた統合的な視点での経営が求められています。しかし、PBR(株価純資産倍率)1倍割れの企業が多く、資本収益性や成長性といった観点で課題を抱えているのが現状です。
このような状況を打開し、企業価値を向上させるには、単に過去の数字を管理するだけでなく、未来を見据えたマネジメントが必要です。戦略からブレークダウンした目標を組織全体で共有し、業績情報を可視化することで、迅速な意思決定と次のアクションへの展開が可能になります。
タナベコンサルティングは、現状の課題を乗り越え、未来を創造するための業績マネジメントへの移行を支援します。経営層から現場までが一体となり、組織全体で成長サイクルを生み出すための「機能する」業績マネジメントシステムを、貴社と共に構築します。
業績マネジメントにおけるこのような課題に直面していませんか?
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管理会計ルールが形骸化し、
経営判断が遅れている管理会計ルールが経年劣化・未整備な状態になっていませんか? 予算編成や業績管理が特定の担当者のノウハウに依存しているため、重要な経営情報がタイムリーに把握できず、迅速な意思決定が阻害されます。
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グループや事業全体で、
目標が連動していない経営戦略からブレークダウンした目標が現場に浸透せず、各部署が個別最適に走っていませんか? 属人化された目標管理では、部門を横断する連携が生まれず、グループ全体での成長機会を逃してしまいます。
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属人化した評価で、
社員の成長が停滞している公平性に欠ける評価やフィードバックでは、社員の成長意欲は削がれ、優秀な人材の離職リスクが高まります。また、将来の経営幹部候補を育成する仕組みがないため、経営の高度化や事業承継に備えられません。
これらの課題は、単なる個別対応
では解決できません。タナベコンサルティングでは、
貴社が抱える本質的な課題を見抜き、
業績マネジメントにおける
解決策を提示します。
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戦略と連動する目標管理
企業のビジョンや戦略からブレークダウンし、組織と個人が納得感を持って取り組める目標管理の仕組みを構築します。
目標が単なるノルマではなく、全従業員が「なぜこの目標に取り組むのか」を理解し、主体的な行動を促します。
経営層と現場が一体となった成長サイクルを創出することで、組織全体のパフォーマンスを飛躍的に向上させます。
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経営情報を可視化するマネジメント体制
経営ダッシュボードやデータ分析ツールを活用し、経営情報をリアルタイムで可視化する体制を構築します。
経営層から現場まで全員が同じ情報に基づいて迅速な意思決定を行うことが可能になります。また、3~6ヶ月先の業績を予測する先行管理の仕組みを整備することで、スピーディーな経営判断と対策が可能になります。
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人材の成長を促す公正な評価・育成制度
評価基準を明確化し、目標達成プロセスを含めた公正な評価制度を設計・運用します。定期的なフィードバック面談の仕組みを導入することで、社員の成長をサポートし、組織全体のパフォーマンスを最大化します。
将来の経営幹部候補を計画的に育成し、企業の持続的な成長を実現するための強固な土台を築きます。
タナベコンサルティングの
成長×存続を実現する
業績マネジメント・
業績管理支援サービス
デシジョンマネジメントシステム構築
経営の意思決定の最適化を目的とし、管理会計制度の設計と運用をトータルで支援します。
現状の会計制度やシステムを調査・分析し、部門別・セクション別・拠点別の損益を可視化する管理会計制度を構築・導入し、部門ごとの業績責任を明確にし、効果的な収益改善に向けた意思決定を可能にします。
また、KGI・KPIの開発により、経営活動や行動プロセスを指標化・定量化することで、目標達成に向けたインセンティブを高めます。さらに、業績ダッシュボード機能の設計や業績先行管理体制の構築を通じて、必要な情報をリアルタイムで提供し、迅速かつ適切な対策を打てる仕組みを確立することで、経営層から現場まで一貫した業績管理を実現します。

管理会計コンサルティング
経営戦略に基づいた最適な管理会計制度の導入・構築・設計を支援します。現状分析から課題抽出、改善策の提案、具体的な制度設計から運用までを一貫して行い、経営の意思決定の最適化を実現します。
管理会計制度の設計により、事業別・セクション別・拠点別の損益状況を可視化し、個別に業績管理を行うことで効果的な収益改善に向けた意思決定を行うことが可能となります。
また経営活動や行動プロセスを指標化・定量化することで目標達成に向けたインセンティブを高めます。

業績管理コンサルティング
部門別の損益状況を可視化し、KGI・KPIの策定や業績ダッシュボードの構築を通じて、収益改善を支援。業績先行管理により3~6ヵ月先の業績を予測し、早期の対策を可能にします。予算編成フローや管理会計マニュアルなどの具体的な成果物を提供し、貴社の経営基盤強化をサポートします。

財務・アカウンティング研修
財務・アカウンティング研修では、経営陣や経営幹部に求められるアカウンティング・ファイナンススキルを体系的に習得するためのプログラムです。財務会計や管理会計といった基礎知識から、経営分析の手法や考え方までを包括的に学びます。
(※横にスクロールしてご覧いただけます)
| 第1回 | 第2回 | 第3回 | 第4回 | 第5回 | |
|---|---|---|---|---|---|
| テーマ | 財務諸表の基本 | 管理会計の基本 資金繰り |
投資判断 | 経営分析 | Management Experience Online (経営シミュレーション ゲーム) |
| 内容 | 全体像を理解し、 財務諸表の基本を学ぶ |
採算・儲けを見る "目"を身に付ける 「損益」と「キャッシュ」の 違いを押さえる |
成長や変革に必要な 投資の考え方と 判断基準を学ぶ |
財務諸表を分析する 考え方を学ぶ 決算書から自社の実態と 要因を分析する |
経営の意思決定と 数値の繋がりを学ぶ |
| 講義 | 貸借対照表と損益計算書 の構造を理解する |
管理会計と損益分岐点 資金繰り |
キャッシュフローと 投資判断基準 |
経営分析 | ※経営シミュレーション ゲームの趣旨とルール説明 |
| 開催 方法 |
リアル・WEBの混合 (各回の開催方法に ついては下記に記載) |
リアル・WEBの混合 (各回の開催方法に ついては下記に記載) |
リアル・WEBの混合 (各回の開催方法に ついては下記に記載) |
リアル・WEBの混合 (各回の開催方法に ついては下記に記載) |
リアル・WEBの混合 (各回の開催方法に ついては下記に記載) |
| 備考 | 懇親会実施 | ー | ー | 自社の経営分析をテーマ にグループワーク実施 |
懇親会実施 |
ROE・ROIC経営管理コンサルティング
ROE・ROIC経営管理コンサルティングは、資本効率の可視化と改善を通じて企業価値の向上を支援します。長年のノウハウを活かし、財務データの深掘りによるROE・ROICドライバーの可視化から、資本コストを意識した投資・資本政策の立案、さらに現場に浸透するKPI設定・運用までを一気通貫でサポートします。

タナベコンサルティングの支援事例
経営人材の実践的財務研修で成果を上げるA社様
数字で語る経営を実現
課題
年商600億円のメーカーであるA社は、経営会議で数字に基づいた議論ができていないという課題を抱えていました。経営幹部が業績報告に対して定性的な説明に終始し、数字を根拠にした具体的な対策が立てられていない状況でした。
結果
タナベコンサルティングの支援後、経営陣の「数字に対する意識」が高まり、経営会議の議論の質が向上しました。経営判断に特化した実践的な財務研修は、与信判断のケーススタディなどを取り入れた参加型カリキュラムだったため、受講者は自社の収益構造を正確に把握し、数字を根拠にした具体的な対策を立てられるようになりました。
業界ナンバー1の製造業 A社様
収益構造を改善し高収益企業へ
課題
地域の名門企業であるA社は、営業と生産・施工部門の連携不足により、安易な外注が常態化し、外注費が年々増加していました。また、現場は繁忙期と閑散期の差が激しく、非効率な状態。管理職に限界利益の意識が低く、利益が流出していました。
結果
戦略ディスカッションを通じて、営業と生産・施工の両部門が「生産・施工の平準化」の重要性を共有しました。生産状況の見える化と外注ルールの策定により、営業が納期を調整し、社内生産を推進。その結果、外注費が削減され、現場の非効率性が改善し、収益構造が大きく改善されました。
コーポレートファイナンスに精通した
コンサルタントが
お客様のお悩みを解決します
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タナベコンサルティング
上席執行役員
コーポレートファイナンスコンサルティング事業部福元 章士
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タナベコンサルティング
上席執行役員
北陸支社長番匠 茂
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タナベコンサルティング
執行役員
東北支社長藤井 健太
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タナベコンサルティング
執行役員
IPO支援コンサルティング担当/ホールディングス・グループ経営担当中須 悟
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タナベコンサルティング
上席執行役員
コーポレートファイナンスコンサルティング事業部福元 章士
収益・財務戦略構築を専門分野として、建設、住宅、製造、小売業など幅広い業界でコンサルティングを実施。企業再生、組織再編、事業承継などのターンアラウンド支援も数多く手掛けてきた。「1社でも多く企業の成長を誠心誠意サポートする」をモットーに、様々な経営課題を解決に導く経営者のパートナーとして高い信頼を得ている。
主な実績
- 1000億グループ企業のグループ経営システム構築
- 国内事業再生及び海外事業撤退支援
- 住宅メーカーのホールディング経営体制構築支援
- 中堅鉄鋼商社の業務改善
- 化学薬品商社のグループ企業組織再編
- 中堅物流企業の事業承継
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タナベコンサルティング
上席執行役員
北陸支社長番匠 茂
理念を実装させるパーパス経営の確立から、成長戦略や新規事業開発などのサステナブル経営に必要不可欠なコンサルティングなど、ビジネスドメイン戦略を提供している。トップ・幹部と一体になった実践的な取り組みにより、クライアントへの熱い思いをベースに数多くの各企業にとって最適なビジネスモデル改革を支援している。
主な実績
- コンクリート二次製品製造業向け中期経営計画策定コンサルティング、階層別教育
- 医療機器卸売業向けビジョン策定コンサルティング、方針管理、賃金制度構築、営業強化支援
- 紙製品事業向け方針管理、幹部教育
- 建築会社向け中期経営計画策定コンサルティング・方針管理、階層別教育
- 医薬品製造業向け方針管理、階層別教育
- プラスチック製造業向け中期経営計画策定、方針管理、階層別強化
- 測量機器、分析機器卸売業ビジョン構築、営業強化、賃金制度構築支援
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タナベコンサルティング
執行役員
東北支社長藤井 健太
繊維化学メーカーにて開発営業、輸出業務等に従事後、当社に入社。クライアントとビジョンを共有し、その実現を支援することを使命とする。ビジョンの策定から実現に向けたプロジェクト推進、組織・マネジメントシステム構築、人材育成・社風改善において数多くの実績を持ち、きめ細かなサポートがクライアントから高い評価を得ている。
主な実績
- 設備工事会社のビジョン策定、人事制度構築(経営のPDCAを促すビジョンマネジメントを通じて10年で売上3倍、毎年経常利益率8%以上実現できる高成長・高収益企業に転換)
- 医薬品メーカーのコストダウンプロジェクト(5年で5億円以上のコスト削減を実施)
- 製材・プレカット企業の再建(大幅赤字・過剰投資による債務超過寸前の状態をビジネスモデルの転換で黒字化実現)
- 住宅メーカーの中期ビジョン構築、古民家リノベーション事業家支援
- 食品メーカの損益分岐点改善 (分岐点売上30%割低減)
- 建設業のアカデミー構築支援
- その他、複数の業種・業態における原価計算・部門損益等の管理会計制度構築(戦略意志決定に役立つディシジョンボードの作成、KPIマネジメントの支援等も通じて、数字に向き合う社風への転換)
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タナベコンサルティング
執行役員
IPO支援コンサルティング担当/ホールディングス・グループ経営担当中須 悟
「経営者をリードする」ことをモットーに、企業の財務収益構造や組織体制、資本構成を大局的かつ戦略的に改革するコンサルティングを得意としている。また上場・中堅企業における事業承継、ホールディング経営推進のスペシャリストとして、建設業、物流業、不動産業、製造業、小売・サービス業など幅広い業種での実績があり、全国で活躍中。CFP®認定者。
主な実績
- 東証プライム上場企業のホールディング経営体制構築コンサルティング
- 地場中堅企業グループのガバナンス体制支援コンサルティング
- 6次産業グループの経営体制づくり・経営者育成コンサルティング
- 地場中堅ホールディングスのグループ人事制度構築コンサルティング
- 地場中堅企業のIPO推進支援
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お役立ちコラム
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中堅企業が実装すべき財務戦略~企業を取り巻く経営課題~
- 資本政策・財務戦略
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中堅企業が実装すべき財務戦略~「財務価値分析」から見る経営実態~
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ROIC経営の重要性とは?評価方法についても解説
- 資本政策・財務戦略
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ROEとROICの活用目的と算出方法を解説|活用時の注意点も紹介
- 資本政策・財務戦略
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ROEとROAの違いをわかりやすく解説|実務に役立つ財務指標の見方とは
- 資本政策・財務戦略
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内部統制の基本理解と解説:成長と信頼を築く、社員一人ひとりの意識改革
- 資本政策・財務戦略







