人事・経営用語集

固定残業代とは

固定残業代とは、あらかじめ一定時間分の時間外労働、休日労働、深夜労働に対する割増賃金を定額で支払うものを指す。
みなし残業代やその他の名目で支給されていることも多いが、名称の如何に関わらず、上記定義に該当するものは固定残業代である。
固定残業代の設計は労使双方にメリットがある。
使用者側は給与計算の簡素化、人件費管理・予測の容易化などが、労働者側は安定した収入の確保などが挙げられる。
一方で、適切に運用されなければ、未払い残業代問題への発展や訴訟リスク、企業イメージの低下を招く恐れもある。
タナベコンサルティングでは、固定残業代に対する思想の明確化と残業実態に見合った適切な時間設定に基づいた設計を推奨している。

この用語解説をしたコンサルタント

鈴木 大誠

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフ

鈴木 大誠

「クライアントに寄り添い、組織・個人の成果最大化に貢献する」をモットーに、中堅・中小企業向けの人事制度再構築や教育制度構築に従事している。 また、中堅・若手・新入社員を対象とした研修の企画・運営や、コーディネーターとして講義・指導も担っている。

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