知的財産(IP)を使用して、認知向上や売上の加速、話題づくりをしませんか。貴社の商品やサービスに、ライセンス(キャラクターやブランド)とコラボして、ターゲットに刺さるプロモーションを行ってみましょう。
知的財産(IP)を使用するメリット
メリット1:新規顧客への認知拡大
今まで、自社で商品やサービスのプロモーションを実施されてきたかと思います。そこに、知的財産(IP)を借りることで、競合商品やサービスと並んでも目を引きやすく、ついつい手にとってしまうプロモーションを行うことができます。
また、知的財産(IP)を借りることで、そのファンによりSNSなどで拡散されることで、普段では考えられない新規顧客へ認知されることが可能となります。
メリット2:刺したいターゲット層に届く
知的財産(IP)の場合、年代や性別に至るまでファン層の情報が明確になっている事が多いため、事前に調査することにより的確にターゲット層を把握することが可能です。
貴社の商品やサービスの狙いたいターゲットが、知的財産(IP)の元から保持しているファン層と一致すれば、刺したいターゲット層へ直接アプローチが可能となり、効果的に進めることができます。
目標設定と課題解決
知的財産(IP)を活用するということは、費用もかかるということになるので、実施するためには商品やサービス拡大に向けた目標設定が大切になります。
年間を通していつの時期に実施して、どこまでを目標とするのかを明確にしないと、検討が長引いたり企画倒れになるなど、苦労が水の泡となってしまいます。
「いつから」「どれくらい期間」「誰に」「どこまで」「どのようにして」費用をかけて拡大を狙うかを決めて、知的財産(IP)を選び活用することが重要になります。
課題解決をするために、安易に知的財産(IP)を借りることはやめましょう。
自社の商品やサービスの課題を明確にせず「まずやってみよう」の考え方ではなく、プロセス実行を広く深く考え、どのような効果があるかを思い描く事が大切になります。
企業の課題は様々ですが例として
・新商品(リニューアル)の認知拡大
・新ターゲット創造
・ブランド価値向上
などが考えられるかと思います。プロセス実行の際にも、話題づくりを考えて「リアルやデジタル」をフル活用することで、より効果が最大化されます。
知的財産(IP)を活用する際のポイント
1.親和性
貴社の商品やサービスと知的財産(IP)がコラボ(企画)を進める中で、親和性が重要なポイントになります。
知的財産(IP)側の世界観やネーミング・特性・色など、さまざまな目線で共通点などを調べると見えてくることがあります。
2.タイミング
企画のタイミングを自社のマーケティング目線で図る事も大切ですが、知的財産(IP)側のタイミングを調べる事により、お互いの相乗効果発揮が期待されます。
知的財産(IP)側のタイミング例としては、映像化(テレビ化・映画化)や周年などがあります。
3.コスト
知的財産(IP)を借りる際のコストは、全てではありませんが、知名度(人気)に比例することになります。
著名な人物を、広告起用する際と同じです。
ただし、コストをかけた特別感の演出はファンの心をつかみ、貴社の商品やサービスのブランド力向上につながります。
最後に
知的財産(IP)には必ずファンがいます。ファンの気持ちや世界観などを丁寧に設計して、ファンへの新たな接点の創造(提供)をしていく事により、ファンに喜ばれるようになります。
また、ファンへ届ける際に「限定」や「特別」など、レア感を演出することによって、購買前後にSNSなどを通して「共有」拡散され、販促(プロモーション)枠を超えて思わぬ商品やサービスの告知として広がる事になります。
ぜひ貴社でも、知的財産(IP)を活用して、新たな顧客層の開拓を行ってみませんか。
AUTHOR著者
ブランド&PRコンサルティング事業部
チーフマネジャー
小谷 将主
サービス業にて一般・法人顧客対応を経験後、入社。現場で培った知識と経験を基に、クライアントの広報やPR、プロモーションなどの制作物を幅広く提供している。製作した商品が、SNSなどで大きな反響を呼んだ実績も数多く持つ。より付加価値を求めたプロモーション機会を効果的にするためのブランド&PRコンサルタントとして活躍中。