フレキシブルベネフィットとは
フレキシブルベネフィットとは、柔軟な利益と訳されるよう企業があらかじめ複数の福利厚生メニューを用意し、その中から社員が自由に選ぶことができる選択型福利厚生の一つである。
カフェテリアプランとも呼ばれ、住宅や育児・介護・レジャー・自己啓発など社員のニーズに合わせて選択できることがメリットである。
一方、企業側にとっては複数メニューを用意する手間や個別に使用状況を管理する負担も大きいため、福利厚生サービスを代行する会社なども増えている。
福利厚生サービスを代行することで導入・管理コストを削減できる一方、社員の利用状況やニーズに合っているかなどは検証が必要である。
タナベコンサルティングでは、賃金などの金銭的報酬とフレキシブルベネフィットなどの非金銭的報酬をバランス良く組み合わせることでエンゲージメントや社員満足度を高めていくことを推奨している。
この用語解説をしたコンサルタント

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
チーフコンサルタント柴田 貴也
大手人材派遣会社にて採用支援・人材育成事業に従事。その後新規事業の立ち上げで飲食・宿泊事業の責任者として従事した後、当社へ入社。「社員がイキイキと働き、主体的に取り組む組織作り」を信条のもと、戦略的な人事コンサルティングを行っている。