人事・経営用語集

サバティカル休暇とは

サバティカル休暇とは、一定年数を勤務した社員に対して与えられる長期休暇制度を指す。


娯楽やリフレッシュを意図するバケーションとは異なり、サバティカルには教育的な理由で取得する場合の長期休暇という意味が含まれるのが特徴である。
日本では、リカレント教育を重視する方針を経済産業省が出したことで、現在では大手企業を中心に導入が進んでいる。
取得対象者や休暇期間などの条件は企業によって異なるものの、一般的には1か月以上の休暇、かつ海外留学などの長期間を必要とする自己成長・能力開発を目的とするケースが多い。
これまで長期休暇を取得する場合には休職や離職をせざるを得なかったが、サバティカル休暇を導入することにより優秀人材の離職防止・企業のブランティング向上に繋がるのがメリットである。


タナベコンサルティングでは多様な働き方を実現する一つの施策として導入することを推奨している。

この用語解説をしたコンサルタント

三瓶 怜

タナベコンサルティング
HRコンサルティング事業部
ゼネラルパートナー

三瓶 怜

ホテル運営会社にて、事業戦略の策定・ 収益改革・人材育成・業務改善などホテル運営の実務全般を経験後、当社へ入社。現在は人事制度の構築をはじめ、教育体系の立案や現場から幹部層を対象に各種研修の企画など、各企業の実情を踏まえ“人”に関する、多面的要素から戦略人事コンサルティングを行っている。「人の成長なくして組織の成長なし」が信条。

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