GLOSSARY 用語集
シェル・カンパニー
シェル・カンパニー(Shell Company)とは、企業買収を目的として設立される実体のない幽霊会社、いわゆるペーパーカンパニーのこと。日本語では「受け皿会社」とも。
買収やLBO(レバレッジド・バイアウト)の際に主体となる100%子会社を設立し、この子会社を通じて、株式の買い占めや買収に必要な資金をファンドや金融機関から調達する。経営実態が何もないことから「シェル(貝殻)」と呼ばれる。
ちなみにペーパーカンパニーは和製英語で、海外では製紙企業を指す。幽霊会社を意味する英語は「シェル・カンパニー」もしくは「ダミー・カンパニー(Dummy Company)」である。