SERVICE

ホールディングス・グループ経営

グループ経営システム構築
グループ経営コンサルティング

グループ経営コンサルティングとは

経済のグローバル化が進み、多くの企業が環境の急速な変化に対応し、グローバル市場での競争力を維持するために、会計および財務制度の改革に力を入れています。
タナベコンサルティングの「グループ経営システム構築コンサルティング」サービスは、経験豊富なコンサルタントが財務リスクの把握、組織の変革をサポート。
さらに、経営人材の育成や経営戦略の策定、ステークホルダーとの連携強化に向けたご支援を提供。サステナビリティに対応したビジネスモデルの構築を目指します。
企業がブランド価値を高め、経営環境の変化に強い組織を築けるよう、タナベコンサルティングは実践的なソリューションと持続可能な成果を提供します。

グループ経営システムデザインコンセプト

グループ経営プラットフォームを構築し、理念の策定から戦略策定、運用・管理を安定したPDCAで行うための体制構築を支援します。
構築されたプラットフォームの活用により、グループ会社全体の迅速な意思決定が可能になります。

グループ経営システムデザインコンセプト

グループ経営システム構築全体像

複数の企業(事業)がグループとして活動することにより競争⼒を⾼める経営スタイルを構築し、グループ会社をコントロールするための経営システムの導⼊をタナベコンサルティングが支援します。
親会社や子会社それぞれの方向性を統一することで大きなシナジーを生み出し、グループ経営を成功に導きます。

グループ経営システム構築全体像

グループ経営システムに求められる5つのテーマ

グループ本社のプラットフォームを通じ、5つのテーマに基づいた経営のPDCAを提案します。

グループ経営システムに求められる5つのテーマ

全テーマ共通【フェーズⅠ】

まずは、グループ本社および事業会社の調査を実施し、課題の抽出を行います。
現状の問題点を分析し、グループ経営の基盤構築を行ないます。

グループ経営システム設計の方向性を構築する調査・課題抽出

グループ本社の調査・課題抽出
①インタビューによる課題抽出
②グループ本社の機能調査
③グループ本社の業務調査
グループ経営システム設計の方向性を構築する調査・課題抽出
事業会社の調査・課題抽出
①インタビューによる課題抽出
②事業会社の機能調査
③事業会社の業務調査

テーマ1

グループ理念【フェーズⅡ】【フェーズⅢ】

グループミッション・ビジョン・バリューの明確化します。

グループ全体をひとつに方向付けるシステム設計と運用・定着化

ミッション・ビジョン・バリューの確立とグループアイデンティティの伝達に向けたご支援します。

【フェーズⅡ】グループ経営システム設計
①グループとしてのミッション・ビジョン・バリューの確立
【フェーズⅢ】運用・定着化
①ミッション・ビジョンブックとグループ行動憲章の策定と全社発信(認知度向上)
②グループ内へ浸透させるための理念研修体系の策定(理解度向上)
③ミッション・ビジョンに基づく社員への日常業務に対しての具体的行動の具体化(実践度向上)

テーマ2

グループ経営企画機能【フェーズⅡ】【フェーズⅢ】

シナジーとポートフォリオを最適化する戦略・方針・計画の立案します。

グループ全体をコントロールするシステム設計と運用・定着化

グループ企業価値の最大化を実現する資源配分の決定とコントロール

【フェーズⅡ】グループ経営システム設計
①グループのポートフォリオ最適化と中期経営計画策定における執行機関や手順ルールの明確化
②グループ及び各事業会社の予算・方針策定フローの構築
③事業投資・事業開発機能としての体制づくり
④事業会社の事業執行にかかる支援体制の確立
⑤ビジョンマネジメントの仕組みづくり
⑥ブランディング(広報)機能によるグループ
【フェーズⅢ】運用・定着化
①グループ経営企画体制
②グループ戦略・事業会社の戦略の評価(事業評価)の実施
③次年度へ向けたグループ及び各社予算策定スケジュール
④事業会社に対するリレーション強化と支援活動の実施
⑤ブランディング・広報活動のスケジュール化と段階的実施

テーマ3

グループガバナンス機能【フェーズⅡ】【フェーズⅢ】

グループ意思決定プロセスの整備・権限・責任の明確化します。

グループ企業(事業会社)をグリップするシステム設計と運用・定着化

グループとしてのルール・意思決定プロセスの明確化と権限委譲

【フェーズⅡ】グループ経営システム設計
①意思決定機関の整備と意思決定プロセスの明確化
②事業会社の権限・責任の再定義(決裁権限規程)
③グループ会社管理規程の整備
④事業会社監査体制の構築とルールづくり
⑤コンプライアンス・リスク管理体制の構築
⑥コミュニケーションパイプ(会議体系)の設計
【フェーズⅢ】運用・定着化
①グループ本社取締役会、グループ経営会議の実施・運営
②決裁権限規程・グループ会社管理規程の運用
③事業会社監査の実施(会計監査・業務監査)
④コンプライアンス担当の設置とコンプライアンス委員会の開催
⑤グループ本社から事業会社取締役会への参加

テーマ4

グループマネジメント機能【フェーズⅡ】【フェーズⅢ】

グループ及び事業会社を管理・評価するマネジメントシステムです。

グループ企業(事業会社)をモニタリングし評価するシステム設計と運用・定着化

事業会社の業績向上を実現するマネジメントシステムの構築

【フェーズⅡ】グループ経営システム設計
①グループ全体の業績マネジメント体制構築
②グループCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)構築
③グループ本社・事業会社の資産(債権)・負債(債務)の管理
④グループ人材マネジメント体制構築
【フェーズⅢ】運用・定着化
①グループ管理会計システムの運用開始
②グループ連結・事業会社の月次・四半期単位での業績マネジメントの実施
③グループCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)の運用開始
④採用システム・育成システム・タレントマネジメントの運用準備

テーマ5

シェアードサービス機能【フェーズⅡ】【フェーズⅢ】

事業会社の共通業務を集約してグループ全体の業務効率化を図ります。

業務集約化によりグループの生産性を向上するシステム設計と運用・定着化

グループ全体におけるオペレーション業務の集中化と効率化

【フェーズⅡ】グループ経営システム設計
①グループ企業の共通業務(間接業務)の洗い出し
②シェアードサービス体制の設計
③情報システムの統⼀化
【フェーズⅢ】運用・定着化
①事業会社からグループ本社への業務移管スケジュール化
②シェアードサービス部門における人員体制の決定
③シェアードサービス業務(移管業務)の具体的業務フロー
④ITシステム投資の必要性と投資判断
⑤事業会社からの業務委託料の設計

よくあるご質問

Q.対象外の業種・業界はありますか。開く
A.基本的にはございません。業界業種問わずご支援させていただいております。
Q.導入前に相談することは可能でしょうか。開く
A.専門コンサルタントとのご面談機会を準備させていただきます。
ご状況に応じて最適な推進方法をご提案させていただきます。
Q.料金以外に請求されることはあるのでしょうか。開く
A.見積ご提示段階のお取り決め事項以外の金額請求を行うことはございません。
プラン変更をご希望の場合や追加費用が発生する際は貴社とご相談の上、別途、御提案書とお見積書を準備いたします。
Q.対応できるエリアは限定されているのでしょうか。開く
A.国内は全エリア対応しております。海外拠点はコンサルティングサービス対象外になります。
Q.タナベコンサルティングの強みや特徴を教えてください。開く
A.企業戦略・事業戦略、組織・人事、M&A、DXなどの経営機能と、建設業、製造業、ヘルスケア分野、食品業、金融機関などの各種業種・業界で展開しています。創業60年以上、経営コンサルティング17,000社を超える実績を有しています。
Q.料金を教えてください。開く
A.貴社のご相談内容に応じご提案いたします。まずはお問合せください。
Q.プロジェクトはどのように進める形式ですか?開く
A.貴社プロジェクトメンバーに、ヒアリングをし、弊社コンサルタントで調査・設計します。

グループ経営システム構築
コンサルティング サービス資料

グループ本社がグループ全体の司令塔になり、各事業会社に横串を通して経営管理を行なう為の共通のプラットフォームを構築することを目指す「グループ経営システム構築コンサルティングサービス」についての概要資料です。

【掲載内容】
・中堅企業のグループ経営における課題
・グループ経営において整理すべきポイント
・グループ経営システムに求められる5つのテーマ
・グループ経営システム構築コンサルティングの内容及び支援体制
など

グループ経営システム構築コンサルティングサービス資料

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ABOUT

タナベコンサルティンググループは
「日本には企業を救う仕事が必要だ」という
志を掲げた1957年の創業以来、
66年間で大企業から中堅企業まで約200業種、
17,000社以上に経営コンサルティングを実施してまいりました。

企業を救い、元気にする。
私たちが皆さまに提供する価値と貫き通す流儀をお伝えします。

コンサルティング実績

創業
200業種
17,000社以上