SERVICE

ホールディングス・グループ経営

ホールディング経営支援

ホールディング経営で目指すべき将来像

企業の持続的な成長と円滑な資本承継、経営者人材の継続的な輩出や資金調達・運用の最適化を目指すには4つの戦略が必要です。

ホールディング経営で目指すべき将来像

ホールディング経営支援全体像

資本・財務戦略と組織・人材戦略の双方の視点において、目指すべき将来像を描き、課題認識からホールディング経営の体制作りやグループ方針の作成に関する設計・構築を支援します。

ホールディング経営支援全体像

ご支援内容のポイント

タナベコンサルティングの強みである、「組織」・「資本」・「人財」の総合力で、以下3種のポイントを実現します。

  • 1資本政策や節税のみでなく、

    経営全体のバランスが

    取れたスキームを構築する
  • 2長期的な時間軸の中で、

    円滑な資本承継を実現させる
  • 3戦略リーダーの育成により、

    「所有と経営の分離」を
    図っていく

資本・財務戦略

ホールディング経営スキーム設計のための現状認識と実際のスキーム設計・構築を支援します。

ホールディング経営・資本政策のスキームを設計するための現状認識

  • トップインタビュー
  • 資本・財務政策ヒアリング
  • 財務構造分析(経営分析)
  • グループプロフィット単位の収益構造分析
  • 株価評価(財産評価基本通達)
  • 金融機関の取引状況・担保設定状況の把握
  • ホールディングのスキーム(複数オプション)の選定

ホールディング経営スキームの設計・構築

  • プロジェクトチームよるスキーム実行支援
     ①専門家チームによるプロジェクト推進
     ②スキームの実行支援
  • グループ収益構造設計
  • 連結決算体制の構築と業績マネジメント

組織・人材戦略

ホールディング経営を成立させるグループガバナンスの課題整理と、解決のための体制構築を支援します。

ホールディング移行後を見据えたガバナンス課題の整理

  • トップインタビュー
  • 組織の機能・役割の現状把握
  • 階層別インタビューによるマネジメント課題棚卸し
  • グループプロフィット単位の収益構造分析
  • 意思決定構造の現状認識
  • 経営幹部人財力の棚卸し

ホールディング経営を成立させるグループガバナンス体制の構築

  • グループ理念の制定
  • ホールディング経営における組織設計
  • グループ組織規程の整備
  • グループの意思決定構造の整理
  • ガバナンスの仕組みづくり
  • ホールディング会社の機能設計
  • グループ経営人材の育成プラン策定

ホールディング経営支援事例①

アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社 様

アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社は、成長の一環として次世代経営者の育成とホールディング体制の構築に取り組み、タナベコンサルティングと経営強化を進めました。同社は2018年に「未来創造プロジェクト」を立ち上げ、幹部候補16名を選抜。彼らに経営スキルを習得させ、ビジョン実現に向けた中期経営計画を策定することで、次世代の経営者としての成長を促しました。

2020年には「ホールディングプロジェクト」を開始し、「10年以内に15人の社長、15の会社をつくる」という目標を掲げ、ホールディングス化を推進しました。経営幹部が主体となり、組織や財務構造の設計を進める中で、グループ全体の最適化を目指し、若手の抜擢人事を促進。結果として、30代の若手社長が誕生し、さらなる事業展開が加速しています。

この取り組みにより、コロナ禍でも新事業やM&Aを含むグループ会社の設立が続き、持続的な成長基盤が整備されました。

>事例:アイ・ケイ・ケイホールディングス:ホールディング経営で次代の「経営者」と「事業」をつくる

ホールディング経営支援事例②

千代田ホールディングス 様

福岡県に本社を置く千代田ホールディングスは、電気通信や空調計装、情報分野に広がる事業を展開しています。創業60周年を迎えた2015年に、オーナー経営から脱却し、グループ会社を再統合する大胆な組織変更を行い、オーナー、役員、社員による合議制経営を目指した新体制がスタートしました。

タナベコンサルティングのサポートを受けながら、千代田ホールディングスは株式構造を再編し、オーナーの独断を防ぐために株式の一部を役員や社員に分配。資本の三権分立を実現し、取締役会で経営戦略の最高意思決定を行う体制を確立しました。さらに、各社の社長が取締役を兼任する形で、経営の透明性と合議制を強化。ホールディングス化により、グループの一体感を高めつつも、各事業の専門性を活かしながら成長を続けています。

今後も、省エネソリューションを軸に新たな事業展開を図り、M&Aによるさらなる成長を目指しています。人材育成にも力を入れており、社内研修やタナベコンサルティングの幹部候補生スクールなどを通じて、次世代経営者の育成を進めています。

>事例:千代田ホールディングス:オーナー、役員、社員による合議制経営へ、ホールディング経営導入で100年企業を目指す

よくあるご質問

Q.対象外の業種・業界はありますか。開く
A.基本的にはございません。業界業種問わずご支援させていただいております。
Q.導入前に相談することは可能でしょうか。開く
A.専門コンサルタントとのご面談機会を準備させていただきます。
ご状況に応じて最適な推進方法をご提案させていただきます。
Q.料金以外に請求されることはあるのでしょうか。開く
A.見積ご提示段階のお取り決め事項以外の金額請求を行うことはございません。
プラン変更をご希望の場合や追加費用が発生する際は貴社とご相談の上、別途、御提案書とお見積書を準備いたします。
Q.対応できるエリアは限定されているのでしょうか。開く
A.国内は全エリア対応しております。海外拠点はコンサルティングサービス対象外になります。
Q.タナベコンサルティングの強みや特徴を教えてください。開く
A.企業戦略・事業戦略、組織・人事、M&A、DXなどの経営機能と、建設業、製造業、ヘルスケア分野、食品業、金融機関などの各種業種・業界で展開しています。創業60年以上、経営コンサルティング17,000社を超える実績を有しています。
Q.料金を教えてください。開く
A.貴社のご相談内容に応じご提案いたします。まずはお問合せください。
Q.プロジェクトはどのように進める形式ですか?開く
A.貴社プロジェクトメンバーに、ヒアリングをし、弊社コンサルタントで調査・設計します。

ホールディング経営支援
コンサルティング サービス資料

長期的な時間軸の中での円滑な資本継承、戦略リーダーの育成による所有と経営の分離を目指す「ホールディング経営支援コンサルティングサービス」についての概要資料です。

【掲載内容】
・ホールディング経営で目指すべき将来像
・ホールディング経営支援コンサルティングの全体像
・ホールディング経営・資本政策のスキーム設計の流れ
・グループガバナンス体制構築の流れ
など

ホールディング経営支援コンサルティングサービス資料

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タナベコンサルティンググループは
「日本には企業を救う仕事が必要だ」という
志を掲げた1957年の創業以来、
66年間で大企業から中堅企業まで約200業種、
17,000社以上に経営コンサルティングを実施してまいりました。

企業を救い、元気にする。
私たちが皆さまに提供する価値と貫き通す流儀をお伝えします。

コンサルティング実績

創業
200業種
17,000社以上