なぜ今、財務・非財務の両軸で
企業価値向上に取り組むべきなのか?
事業環境が激変する現代において、有形資産である財務資本だけを重視した経営では、変化に対応しきれません。企業の持続的な成長と市場での競争優位性を確立するためには、人材やノウハウといった非財務資本を戦略的に高め、企業全体の価値を総合的に向上させる取り組みが不可欠です。
多くの企業がPBR(株価純資産倍率)1倍割れに代表されるように、財務資本に対する非財務資本の価値が市場から正当に評価されていないのが現状です。この問題を解決し、資本収益性や成長性といった本質的な課題を乗り越えるには、両者を統合した視点での経営が不可欠です。
このような状況を打開し、企業価値を向上させるには、単に過去の数字を管理するだけでなく、財務・非財務の両面から未来を見据えたマネジメントが必要です。具体的な戦略と目標を組織全体で共有し、業績情報を多角的に可視化することで、迅速な意思決定と次のアクションへの展開が可能になります。
タナベコンサルティングは、貴社が持つ財務・非財務の両資本のポテンシャルを最大限に引き出すご支援をいたします。経営層から現場までが一体となり、組織全体で「機能する」企業価値向上戦略を構築し、持続的な成長サイクルを生み出すための最適なパートナーとして、共に歩んでまいります。
企業価値向上に向けてこのような課題に直面していませんか?
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企業の持続的な
成長戦略が見いだせない売上や利益は横ばいだが、将来の成長に向けた新たな事業の柱や収益源が見つからない。過去の成功体験から抜け出せず、既存事業の延長線上にしか未来を描けず、経営陣も社員も閉塞感を感じている。
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PBRが低く、市場から
正当な評価を得られていない自社の技術力やブランド、優秀な人材といった無形の強みに自信があるにもかかわらず、それが株価や市場からの評価に結びついていない。財務諸表だけでは見えない企業価値を、どうすれば投資家や取引先に伝えられるかわからない。
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人的資本投資が企業価値に
結びついているか不透明社員の育成や働き方改革、福利厚生といった人的資本への投資は行っているものの、それが企業価値の向上にどれだけ貢献しているか、客観的なデータでの把握や、投資の効果の可視化ができず、踏み込んだ投資判断ができない。
これらの課題は、単なる個別対応
では解決できません。タナベコンサルティングでは、
貴社が抱える本質的な課題を見抜き、
企業価値向上における
解決策を提示します。
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企業のビジョンと長期戦略を描くプランニング力
不確実性の高い時代だからこそ、貴社の強みや事業環境を徹底的に分析し、持続的な成長を実現するビジョンとロードマップを策定します。
外部環境から内部の事業・組織・財務構造まで多角的に現状を分析し、潜在的な価値を明確化。独自のビジネスモデルや価値創造プロセスを再定義することで、未来に向けた明確な成長ストーリーを描き、経営層から現場までが目指すべき共通の羅針盤を創り出します。
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財務・非財務の両輪を回す戦略構築力
売上や利益といった財務資本だけでなく、人材・ノウハウといった非財務資本の価値を最大化する戦略を立案・設計します。
資本効率性や収益構造の改善、ESG・人的資本経営といった両軸を統合することで、密接に連動して機能する独自の戦略を構築し、市場から正当な評価を得られる企業へと変革し、財務諸表に表れない潜在的な企業価値を顕在化させます。
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経営層から現場までを巻き込む実行・具現化力
策定した戦略を絵に描いた餅で終わらせることはありません。壮大なビジョンを中期経営計画に落とし込み、組織全体で共有・実行できる体制づくりを支援します。
経営システムやガバナンス体制を改革し、PDCAサイクルを機能させることで、戦略が組織の隅々まで浸透。自律的に成長サイクルを生み出す企業へと進化させ、確実な企業価値向上を実現します。
企業価値向上と
持続的成長を実現する
タナベコンサルティングの
コンサルティングサービス
企業価値向上コンサルティング
売上や利益といった財務指標だけでなく、人材やブランドといった非財務資本の価値を最大化する戦略を策定から実行まで一貫してご支援します。貴社に最適なビジョンとロードマップを描き、経営層から現場までが一体となる「機能する」企業価値向上戦略を共に構築し、持続的な成長サイクルを生み出します。

資本政策・財務戦略コンサルティング
資本政策・財務戦略コンサルティングは、企業の持続的な成長と競争優位性の確立を支援します。現状分析として既存株主構成や株価を正確に算定し、次世代を見据えた最適な資本政策を策定。資本構造の最適化、高度な資金調達、M&A戦略の立案を通じて企業価値を最大化します。経験豊富なコンサルタントが、詳細な市場分析とリスク評価に基づき、理想の株主構成の検証や具体的な実行スキームの策定まで一貫して支援。財務の健全性を保ちながら、短期的な成果と長期的な成長を両立させることで、強固な経営基盤を築きます。

IR支援コンサルティング
IR戦略は投資家との情報の非対称性を解消するとともに、シグナル効果によるインパクトが重要になってきます。財務情報・非財務情報の中から開示すべき重要な情報を特定し、戦略策定から業績報告に至るまでをストーリー性をもって表現することがポイントになります。
IR支援コンサルティングでは、投資家など情報利用者が必要としている情報を簡潔かつ適切に開示するため、開示方針の検討支援から価値創造ストーリー作成、中期経営計画書・統合報告書の企画構想・デザインまでを一気通貫でご支援いたします。

ガバナンス・マネジメント体制構築コンサルティング
ガバナンス・マネジメント体制構築コンサルティングは、貴社の事業規模や成長段階に合わせた最適な制度設計を支援します。独自の強みである「組織」・「資本」・「人財」の総合力を活かし、実効性のあるガバナンス体制とリスクマネジメント機能の構築、部門方針から成果につなげる実行推進システムの整備、そしてPDCAサイクルの確立をサポートします。専門コンサルタントによるチーム体制で、企業価値の向上と中長期的な成長を実現します。

タナベコンサルティングの支援事例
年商200億円 製造業 様
成長ストーリーの構築で描く未来戦略
課題
スタンダードに上場する同社は、長期ビジョンとともに「連結売上高400億円以上」という定量目標が掲げられているものの、その実現に向けた具体的な成長ストーリーを打ち出せず、株価が低迷。PBR1倍を割る状態が続いていた。
結果
事業ポートフォリオの見直しを軸とした中長期のあるべき姿を描き、今後取るべき戦略をロードマップとして可視化。さらに非財務戦略を具体化し、持続的な成長ストーリーを織り込んだ中期経営計画を策定し、成長した。
年商190億円 製造業 様
持続的成長を実現
課題
スタンダードに上場する同社は、長らくPBRが1倍を割る状態が続いており、打開策としてパーパスの見直しを行った。しかし、パーパスに沿った長期ビジョンが不在であり、また、戦略推進における次世代メンバーの育成も急務であった。
結果
長期ビジョンを策定する過程を通し、若手中核メンバーで各戦略(事業・組織・財務)を検討することで、戦略構築の手順と要領を教育。また、策定した長期ビジョンをIRすることで市場との対話を実施。結果、PBR1倍越えを達成することができた。
コーポレートファイナンスに精通した
コンサルタントが
お客様のお悩みを解決します
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タナベコンサルティング
上席執行役員
北陸支社長番匠 茂
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タナベコンサルティング
執行役員
東北支社長藤井 健太
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タナベコンサルティング
執行役員
IPO支援コンサルティング担当/ホールディングス・グループ経営担当中須 悟
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タナベコンサルティング
コーポレートファイナンスコンサルティング事業部
エグゼクティブパートナー鈴村 幸宏
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タナベコンサルティング
上席執行役員
北陸支社長番匠 茂
理念を実装させるパーパス経営の確立から、成長戦略や新規事業開発などのサステナブル経営に必要不可欠なコンサルティングなど、ビジネスドメイン戦略を提供している。トップ・幹部と一体になった実践的な取り組みにより、クライアントへの熱い思いをベースに数多くの各企業にとって最適なビジネスモデル改革を支援している。
主な実績
- コンクリート二次製品製造業向け中期経営計画策定コンサルティング、階層別教育
- 医療機器卸売業向けビジョン策定コンサルティング、方針管理、賃金制度構築、営業強化支援
- 紙製品事業向け方針管理、幹部教育
- 建築会社向け中期経営計画策定コンサルティング・方針管理、階層別教育
- 医薬品製造業向け方針管理、階層別教育
- プラスチック製造業向け中期経営計画策定、方針管理、階層別強化
- 測量機器、分析機器卸売業ビジョン構築、営業強化、賃金制度構築支援
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タナベコンサルティング
執行役員
東北支社長藤井 健太
繊維化学メーカーにて開発営業、輸出業務等に従事後、当社に入社。クライアントとビジョンを共有し、その実現を支援することを使命とする。ビジョンの策定から実現に向けたプロジェクト推進、組織・マネジメントシステム構築、人材育成・社風改善において数多くの実績を持ち、きめ細かなサポートがクライアントから高い評価を得ている。
主な実績
- 設備工事会社のビジョン策定、人事制度構築(経営のPDCAを促すビジョンマネジメントを通じて10年で売上3倍、毎年経常利益率8%以上実現できる高成長・高収益企業に転換)
- 医薬品メーカーのコストダウンプロジェクト(5年で5億円以上のコスト削減を実施)
- 製材・プレカット企業の再建(大幅赤字・過剰投資による債務超過寸前の状態をビジネスモデルの転換で黒字化実現)
- 住宅メーカーの中期ビジョン構築、古民家リノベーション事業家支援
- 食品メーカの損益分岐点改善 (分岐点売上30%割低減)
- 建設業のアカデミー構築支援
- その他、複数の業種・業態における原価計算・部門損益等の管理会計制度構築(戦略意志決定に役立つディシジョンボードの作成、KPIマネジメントの支援等も通じて、数字に向き合う社風への転換)
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タナベコンサルティング
執行役員
IPO支援コンサルティング担当/ホールディングス・グループ経営担当中須 悟
「経営者をリードする」ことをモットーに、企業の財務収益構造や組織体制、資本構成を大局的かつ戦略的に改革するコンサルティングを得意としている。また上場・中堅企業における事業承継、ホールディング経営推進のスペシャリストとして、建設業、物流業、不動産業、製造業、小売・サービス業など幅広い業種での実績があり、全国で活躍中。CFP®認定者。
主な実績
- 東証プライム上場企業のホールディング経営体制構築コンサルティング
- 地場中堅企業グループのガバナンス体制支援コンサルティング
- 6次産業グループの経営体制づくり・経営者育成コンサルティング
- 地場中堅ホールディングスのグループ人事制度構築コンサルティング
- 地場中堅企業のIPO推進支援
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タナベコンサルティング
コーポレートファイナンスコンサルティング事業部
エグゼクティブパートナー鈴村 幸宏
メガバンクにて融資・外為・デリバティブ等法人担当を経て、当社入社。「企業を愛し企業繁栄に奉仕する」を信条とし、経営戦略・収益戦略を中心に幅広いコンサルティングを展開。企業を赤字体質から黒字体質にV字回復させる収益構造改革、成長企業に対するホールディングス化とグループ経営推進支援、ファイナンス視点による企業価値向上、投資判断、M&A支援の実績を多数持つ。また、オーナー企業に寄り添った事業承継支援、経営者(後継者)育成も数多く手掛け、高い評価と信頼を得ている。
主な実績
- 中堅建設資材卸にて総合戦略立案、中期経営計画設計、M&A・PMI推進支援
- 上場外食チェーンにて総合戦略立案、収益構造改革、組織デザイン、ファイナンス戦略立案
- 上場住宅ビルダーの総合戦略立案、中期経営計画設計、収益構造改革プロジェクト推進
- 中堅介護チェーンの新事業モデル構築、多店舗展開支援、収益・キャッシュフロー戦略支援
- 中堅音響機器メーカーの次世代経営戦略策定・クレド策定・ブランディング推進支援
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