Instagramを活用したコミュニケーション戦略の事例
POINT本事例のポイント
- コープデリのサービスを広く知ってもらうために
- 既存ファン×新規ユーザーを網羅するコンテンツづくりの実行推進
- ユーザーの反応から改善点を探る

コープデリのサービスを広く知ってもらうために
コープデリ連合会は、1992年にコープネット事業連合として設立、2017年の名称変更を経て、現在1都7県(埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・長野県・新潟県)の対象エリアで335万世帯以上の利用者を持つ、生協の宅配サービスです。
食材から日用品、子育てグッズまで、6,000品目を超える豊富な品揃えがあるのが特徴の一つですが、そんな数ある商品やレシピ、コープデリのサービスの紹介方法の一つとして、Instagramを運用されていました。
他社で運用する中で、予算を抑えつつ、人員不足のカバー・負担軽減をしながらフォロワー数醸成・エンゲージメント率の向上を目標としたアカウント運用を提案して欲しいというご相談をいただき、現在タナベコンサルティングでInstagramの運用支援を行っています。

既存ファン×新規ユーザーを網羅するコンテンツづくり
Instagramを通して、既存のコープデリファンはもちろんのこと、未加入の方にコープデリの魅力を知ってもらい、利用したいと思ってもらえるようなコンテンツづくりを行うことを目的とし、まずは、投稿内容の見直しを実施しました。
見直しの結果、現在は大きく下記2つのカテゴリーに分けて、企画の案出し、クリエイティブ作成~投稿まで一気通貫でサポートをしています。
1.ユーザーメリットのあるコンテンツ発信→レシピ投稿・おすすめ商品の紹介投稿
2.ユーザーとのコミュニケーションコンテンツ発信→UGC紹介・メディア型投稿(クイズ投稿・まとめ〇選)
また、SNSは「ユーザーとのコミュニケーション・つながりの場」という前提を持って運用することも重要なポイントであるため、コメントをしたくなるような投稿文章の作成にも力を入れています。
毎日のコメントやDM返信も担当しており、いただいたコメント・DMは1件ずつ目を通し、親近感を持っていただけるような返信を心がけています。
ユーザーの反応から改善点を探る
ただ投稿するだけではなく、月1回定例報告会を実施し、各投稿のエンゲージメント数や月別獲得フォロワー数を報告。
その結果をもとに、ユーザーが今求めている情報は何なのか、改善できるポイントを常に探り、必要であればクリエイティブのテンプレート修正や、投稿内容の変更を行い、PDCAを回していくことでフォロワー数増加、エンゲージメント率向上に繋げています。
現在、BtoC、BtoBを問わず、多くの企業がSNSを取り入れていますが、ただの運用で終わらせず、集客や売上につながる効果的なSNS戦略を築くための第一歩として、本記事を自社の取り組みの参考としてください。
COMPANY会社プロフィール
コープデリ生活協同組合連合会
[ 所在地 ] 埼玉県さいたま市南区根岸1-4-13
- 設立
- 1992年
- 代表者
- 代表理事 理事長 熊﨑 伸
- 従業員数
- 1,318人(職員数 731人、パート職員 587人)
- 供給高
- 4,013億円