ERP(基幹システム)によるデータの統合管理と
データ有効活用に向けた運用体制を構築
リアルタイムの情報把握とデータ活用が
企業の持続的な成長につながる
外部環境の変化が著しく、かつ予測不可能な状況の中、経営には一層のスピードが求められており、適宜適切に、持続的な成長を実現する経営判断を下すためには、リアルタイムの情報把握とデータ活用が必須です。
また"経営の効率化"を実現するためにはERPによる統合型DBで管理されたデータを効果的に分析・活用して機動的な業績把握・事業変革への行動が実行可能な体制を構築することが重要となります。
タナベコンサルティングでは、ERPによるデータ統合管理とデータ有効活用に向けた、運営体制の構築を実現し、企業成長の実現に向けたチェンジマネジメントやビジネスモデルの変革を支援します。
▼ 当サービスの強み
- ・サービス業企業がDXを目指すにあたり、障害となる「データの統合管理・有効活用」を解決し、貴社の企業成長を支援。
- ・当社とグローウィン・パートナーズ株式会社の協同開発により、「中期経営計画・事業戦略策定コンサルティング」と「会計・人事・IT(ERP)コンサルティング」の各専門家がチームとして総合的に支援。
DXによるビジネスモデル変革に向けた3つのステップ
DXによって実現すべきあるべき姿を以下の3つのステップで実現します。
STEP
01
As-ls
- 各部・支社が採用したシステムにデータが孤立し、保守・運用がブラックボックス化している
- 紙ベースで属人的な業務運用が見直されぬまま踏襲され、無駄や重複も散見される
- 業績把握のために、各所からデータを集め手作業で集計・加工が必要のため時間がかかる
STEP
02
データ統合
Digitalization
- 基幹業務にパッケージシステムが活用され、ペーパーレス化・データ連携が進んでいる
- システムに合わせて業務が標準化され、二重入力や業務の重複が解消されて効率化される
- システム内のデータを抽出・加工することで、業績把握を速やかかつ容易に行うことができる
STEP
03
よる経営効率化
Digital Transformation
- システムが明確な目的のもと全社最適化されていて、データベースは一元管理される
- システム機能を活用した業務の標準化が徹底され、業務は適時見直され効率化・省力化される
- データをリアルタイムに使いたい形で使うことができ、事業変革に機動的に対応できる
サービス業企業がDXを目指す際の課題と解決策
DXによるビジネスモデルの変革を実現するためには、「マスタを含むデータの一元管理」と「統合型DBに業務データを含めて集約化」により、データの有効活用を可能とします。
経営の効率化
- 営業・製造・財務等の経営資源情報の可視化
- シナジー最大化に向けたグループ全体が保有する経営資源の共有化・効率化
- 経営マネジメントによるデータドリブン経営に向けた戦略策定
- チェンジマネジメント実現に向けたトップ主導の推進体制構築
- グループガバナンスの強化
- M&A等による事業拡大・構造改革時へのフレキシビリティの確保
- 企業全体で統合された正確かつシームレスな連携に基づくデータ確保
- スピーディーなレポーティングと俊敏性の向上
- グループ全体の詳細な把握により、十分な情報に基づいてスピーディに意思決定を行うことが可能
- プロセスの改善と自動化の強化、効率性の向上
- Excelや紙に依存した手作業の削減
- ERPを中心に据えたグループ全体(グローバル)レベルの業務の標準化
- データ主導の業務プロセス構築と省力化
DX Cloud 経営プラットフォームは
経営コンサルティングと
ITコンサルティングに加えて、
システム導入コンサルティングが
三位一体で協力することで
クライアントのDXの実現を支援します。
フェーズ1. 現状課題の整理
現場部門において、現行の業務フローの可視化を通じた現状把握、及び問題点の抽出を行うとともに、改善の方向性を仮説ベースで検討し、実現に向けた課題の整理を行います。
なお、下記フェーズごとの期間は、対象業務やシステム導入範囲によって計画案を策定しご提案いたします。
Step1: 経営が抱える課題抽出のためのヒアリング
- 今後の事業成長を見越した、経営者が抱える、自社の経営課題のヒアリングを行います。
Step2: 事業特性を踏まえた全体業務概要の整理と事業課題の抽出
- 併せて、現状の事業特性を踏まえた業務ヒアリングを通じて、現状の業務概要を整理すると共に、現状業務における課題の抽出を行い、現状必須で実現しなければならない業務領域の把握も実施します。
【提供物イメージ】
- ・As-Is業務鳥瞰図
- ・課題一覧
- ・報告書
フェーズ2. To-Beシステム像の策定
フェーズ1にて整理した現状業務内容を踏まえて、To-Be業務フロー、To-Be一覧を作成します。
Step1: To-Be業務フローの策定、To-Beシステム鳥瞰図の策定
- フェーズ1にて整理した現状業務を踏まえた上で、To-Be業務フロー、必要帳票及びインプット項目におけるTo-Be一覧の作成します。
Step2: 投資効果算定資料の作成及び算定
- また、To-Be業務フローに基づく業務改善事項及び投資効果算定も併せて策定を実施します。
【提供物イメージ】
- ・To-Beシステム図
- ・To-Beフロー
- ・To-Be業績管理資料及び管理指標の一覧
- ・出力帳票、項目一覧、投資効果算定資料、報告書
サービス業DX Cloud 経営プラットフォームコンサルティングのポイント
本コンサルティングは、DXの実現に向けたステップとして、基幹業務から始めるデジタル化をご支援します。
既存の業務課題を理解
未だに続く紙ベースの運用や、既存システムのブラックボックス化、データ活用における現状業務を可視化し、問題点を整理。
課題の明確化を行います。
システムによる業務改善
基幹業務に対し、パッケージシステムの標準仕様に則った運用設計を行い、ペーパーレス化やデータ連携などから業務の改善を図ります。
業務の標準化
運用設計・導入の過程において必要性が判断された場合、先行して業務の標準化を実施し、基盤となるシステム実装を行います。
DX導入後の業務・システム全体イメージ
システムは、低コストかつ拡張性やデータ連携の柔軟性に富んだグローバル標準のものを採用いたします。
それにより、企業成長と変化に応じたカスタマイズが可能になり、長期にわたった支援を実現いたします。
DX導入の成功の秘訣
DXを導入する上では、意思決定をする事項が多数発生することが多く、経営トップがプロジェクトマネージャとしてプロジェクト体制を組むことが重要です。同業他社の導入で培われたテンプレートを活用することにより、システムを最大限に活用することが出来るとともに、業務の標準化にもつながります。
プロジェクトチーム
Fit to Standardの徹底
業務運用プロセスとルールの確定
方針と体制構築
※「Fit to Standard」とは、ERPシステム導入プロジェクトの成功率を高め、近年の標準的な手法となりつつあるアプローチです。
FAQ
- 導入システムはあらかじめ決まっているのでしょうか。選定は可能でしょうか。
- 決算情報がなかなか出てこないため、月次決算数値がタイムリーに把握できません。
- 会計システムや多種のExcelからデータ収集するため、経営データの把握に時間がかかり経営判断が遅れます。
- 口座ごとの資金残高と入出金見込みスケジュールが一元管理できないため、資金繰り計画が立てられません。
- 業務ごとの実行予算計画や原価管理の計算が効果的に実施できておらず、収支管理がタイムリーに把握できません。
- 紙やハンコを利用した業務フローにより、業務が非効率となっています。
- 見積と請求支払の管理が一元化されておらず、作業が煩雑なうえに過去情報の有効活用が出来ていません。
関連記事
-
コラム
企業に必要なデータサイエンスとは
マネジメントDX 戦略・計画策定 データ活用企業成長教育 -
オンデマンド動画
建設DXで現場の生産性アップ、事務処理効率化、人材育成を実現
~メリットから具体的な事例まで分かりやすく解説~オペレーションDXマネジメントDX 人材育成生産性向上 イノベーション教育業務効率 -
コラム
AI時代の経営~経営の合理化と超高速化~
マネジメントDX -
コラム
ガバメントDX ~デジタル社会の実現に向けて~
マネジメントDX 制度教育業務効率組織