ブランディング支援
コンサルティング

「専門・人材・社会」の
企業価値を明確化し、
ナンバーワンブランドの実現へ
ブランドビジョンの策定から戦略検討、
施策実施までトータル支援
ブランディング支援コンサルティングとは
環境変化が予測困難な時代の中で、企業の信用・信頼の必要性は飛躍的に高まっています。人々の価値観はモノからコトへと変化し、「何を買うか」よりも「なぜ買うのか」が重要視されています。
このような時代の変化の中で、商品やサービスが選ばれる大きな要素が「ブランド」です。強いブランドをつくるためには、他社とは違ったポジションで差別化されたイメージをどれだけ持たせられるかがポイントになります。
経営戦略としてブランディングを実施することで、目指すブランドの姿を社内外に正しく伝え、企業価値、商品・サービスブランド価値を向上させることが、企業ないしはブランドの持続的成長を実現させていくことに繋がります。ブランドの目指す姿のことを「ブランドコンセプト」または「ブランドビジョン」と言い、これらを時代に合わせて定義し、ブランド価値を社内外に浸透させていく活動により、ブランドの認知拡大に繋がり、ファンの醸成、ロイヤルティ向上の好循環をつくりだし、差別化を図ることができます。
タナベコンサルティンググループでは、ブランディング成功のカギと言える、「専門・人材・社会」という企業価値の3つの視点による取り組みによって、ナンバーワンブランドを実現する社内プロジェクトの立ち上げと実行を支援いたします。


当サービスの強み
- ①普遍的なアプローチで終わらせないブランディング専門部隊によるニーズに応じたチームコンサルティングで、ブランドストーリーの構築・実行を支援
- ②ナンバーワンブランドへ専門価値、人材価値、社会価値の3つの視点からブランディングの素材を発見し、非価格競争戦略を実現するビジネスモデルを構築
- ③仕組みづくりだけでなくブランディングのオリジナルメソッドを軸にブランド価値を発見し、キュレーション、ブランド展開支援を一気通貫で実施
ブランディング支援コンサルティングの全体像
ブランディング成功に導くためには、ブランドビジョン・コンセプトを明確にし、「ブランドの一貫性」を実現することが重要となります。 「ブランドの一貫性」とは、企業に関連するメッセージを、統一したルールに沿った形で発信することを指し、企業のロゴやウェブサイトのようなビジュアルデザインだけでなく、コピーライティングや顧客の対応方法などの、顧客とのタッチポイントとなるあらゆることに関連しています。
タナベコンサルティングでは、 「ブランドの一貫性」を実現するための7つのバリューチェーンで、お客様のブランドを正しく、魅力的に伝えるための支援を提供いたします。


ブランディング支援コンサルティングのポイント
ブランディングは全社員による企業活動であり、戦略的なアプローチが求められます。タナベコンサルティンググループでは、ナンバーワンブランドを創る本質的アプローチとブランド展開の全社員活動から、企業価値を向上させるためのご支援を行います。
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ブランド価値発見と基本戦略
ブランディング戦略の分析を通じ、ブランドコンセプトを明確化し、ターゲット顧客の絞込を行いつつ、自社ブランドの棚卸によって、ブランドの本質的な価値、ベネフィットを発見します。
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ブランド再編集と体制づくり
コーポレートブランドや事業ブランド等、ブランド体系の整備から、ブランドに一貫性を与えるための事業・製品・サービスを整理します。更にブランドの推進体制・KPI・社内ルールの設計など、ブランドマネジメントの検討を行います。
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ブランド展開の全社員活動
社内にブランドを定着させる仕組みづくりや社員教育を行うインナーブランディング、ブランド価値をステークホルダーへ正しく伝える方法を確立するためのアウターブランド双方を行い、貴社ブランドの展開を支援します。
PHASE01分析・構想
わが社の目指すべき姿・提供したい付加価値・実現したい未来像を不易である「経営理念」に基づき、自社のブランドベネフィット(資源)を整理し、パーパスMVVに基づき戦略化し、ブランド構築の基盤となる「ブランドコンセプト」を明確化します。
ブランドバリュー分析
ブランドバリュー分析におけるポイントは、ブランドが現在保有する本質的な価値・素材を明確にすることにあります。自社ブランドの強みと現状を正しく認識し、顧客に対してどのようなブランド価値を提供していくかを検討するために、ブランドの現状を整理します。新規ブランドについて検討する場合においては、ブランドの母体となる企業の現状を整理します。
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1.自社ブランド資源の棚卸し
①ブランドポジション分析
(資料分析・ポジショニングマップの作成による他社比較)
②ブランドコアコンピタンス分析
(自社/ブランドの保有するブランドコアコンピタンス(強み)分析)
③ブランドプロセス分析
(ブランドバリューを生み出すブランドプロセス分析(社内プロセス分析))

アンケートによる客観的ブランドバリュー分析(社内・社外)
自社ブランド資源の棚卸しができたら、現在のブランドロイヤルティ、ブランディングの取り組み、顧客・社員双方から見た企業のブランドイメージの状態をアンケートで調査します。アンケート調査の結果から、社内外におけるギャップを確認し、ブランディング上の課題を把握し、今後のブランド力強化の方向性を定めていきます。
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1.自社のブランディングに関する質問項目の設定
①ブランドイメージに関する質問項目
②ブランド展開力に関する質問項目の調整
③調査区分の設定(エンドユーザー・社員・取引先等) -
2.Webアンケートによる調査実施
①Webアンケートの画面設計と対象者の選定
②顧客・社員等、対象者へのアンケート依頼の発信 -
3.調査結果の分析とレポート作成
①ブランドイメージの社内外におけるギャップ分析
②ブランディングにおける課題のまとめ


ブランドキュレーション
ブランドキュレーションを実施する際のポイントは、棚卸ししたブランドバリューをベースに、自社ブランドが提供したい顧客にとっての価値を絞り込んでいくことです。十分な絞り込みをしない状態でブランド価値を設定してしまった場合、高い理想を掲げてしまい、実現性が低くなることがあります。顧客に提供したい価値は何か、どのような存在でありたいかを具体的にするとともに、実現可能であるかどうかといった点も検討します。
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1.ブランドキュレーション
①ブランドベネフィット(ブランド価値)の絞り込み
(現状有するブランドバリューと実現したい未来の目指す姿を踏まえ、ブランドが提供する差別化されたブランド価値(ベネフィット)を絞る)
②ブランドターゲット設定
(ブランド価値を最大限に享受できる理想のターゲットを明確化する)
③ブランドパーソナリティ設定
(ブランドから感じるブランドの人格的要素(パーソナリティー)を決定し、ブランドから感じる印象を決定する)

ブランドビジョン策定
これまでの検討内容をベースに、ブランドビジョンを策定していきます。ブランドビジョンを策定する際に考えるブランドストーリーは、ブランドにまつわる歴史や社会との関わり、創業者の思い、製品のこだわりなどを、物語として訴求することが一般的となっています。ブランドストーリーによって、ブランドという点だけではなく、企業がどのような思いを持っているのかという点も理解でき、よりブランドへの興味や購入意欲を高めることができます。
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1.ブランドビジョン・コンセプトの確立
①ブランドコンセプト策定
(キュレーション結果を踏まえたブランドコンセプトの策定)
②ブランドビジョンの意思決定
(ブランドが将来目指す姿をブランドビジョンとして意思決定)
③価値創造ストーリーへの展開
(提供を約束する付加価値を実現しているブランドの未来像と、そのブランドを築く礎となるプロセス・自社の強みを具体化した価値創造ストーリーに落とし込む)

ブランドビジネスモデルのデザイン
策定したブランドビジョンを実現するためには、ビジネスモデルの見直しも必要となります。メディア等を活用した顧客とのコミュニケーションの在り方、ブランドでどのように収益化を図っていくかの収益構造についても再設計が必要となります。
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1.ブランドビジネスモデルのデザイン
①ビジネスモデル基本設計(誰に・何を・どのように提供するか)
(ブランドビジョンを踏まえ、自社のビジネスモデルの基本設計を見直す)
②商品・サービスモデル概要設計(4P/4C)
(ブランドビジョンを踏まえ、商品・サービスモデルを再設計する)
③収益構造設計(売上・粗利)
(新たなビジネスモデル・商品サービスの収益構造の再設計を行う)

ブランドアイデンティティのデザイン
ブランドビジョンに基づき、ブランドデザインを行います。ブランド名やロゴなどをブランドアイデンティティとしてデザインし、ブランドバリュー実現の基盤を作っていきます。
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1.ブランドアイデンティティのデザイン
①ブランドビジョンのキービジュアル化
②ブランドネーミング策定
③ブランドロゴ(CI/VI)のデザイン
④ブランド/CI・VI利用ガイドライン(どのようにブランドのCI/VIを取り扱うか)
⑤デザインシステム検証(ブランドCI/VIの展開イメージ検証)
PHASE02戦略策定・施策検討
ブランドビジョンを実現するための、ブランドとしての価値の具体化を行い、その価値が創造できる企業としての核となるプロセス・システムを具体化した上で、具体的なインナー・アウターのブランディング施策を設計します。
ブランディングプロセス設計
ブランドビジョンを実現するための価値創造プロセスを設計します。その価値を創造するために、企業としての核となるプロセスや、社内体制やシステムを具体化し、顧客とのコミュニケーション施策を設計します。
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1.ブランディングプロセス設計
①ブランドプロミスバリュー設計
(提供を約束する付加価値)
②コアファンクション設計
(プロミスバリューの源泉となる企業活動の明確化)
③コアタッチポイント設計
(顧客が感じる体験価値の場面設計)
④ブランドコミュニケーション設計
(カスタマージャーニー・マーケティングファネル・メディアコミュニケーション(PR・IR))
⑤ブランドマネジメントシステム設計
(ブランド維持の品質基準・推進体制・教育体系・KPI設計・チェック機能)

ブランディング施策策定
自社が目指すブランドバリューをステークホルダーへ正しく伝え、定着させるためのアウターブランディング施策、ブランドに対する考え方・ブランドを築くために全社で行うプロセスを社内へ正しく伝え、定着させるインナーブランディング施策を策定していきます。
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1.インナーブランディング
①コーポレートブランド、サービスブランドを社内に正しく理解浸透する施策
(教育・研修・イベント・評価・社内標準化) -
2.アウターブランディング
①ブランドバリューを外部のステークホルダーへ届ける施策
(ブランディングツール・PR・広報実装・ブランドイメージ計測・認知拡大・リード獲得施策・リードナーチャリング施策等)

PHASE03施策実行
アウターとインナー、オンライン・オフライン施策を連動させながら実装・展開します。ブランドビジョン・コンセプトに基づくブランドコミュニケーション施策を実施します。(認知拡大・リード獲得)
コーポレートコミュニケーション(企業ブランド)
1.コミュニケーション実装
- 1コーポレートサイト
- 2採用サイト
- 3IRサイト
- 4PR活動
(プレスリリース) - 5ブランディング動画
- 6ブランドイメージ調査
2.ブランディングツールの制作
- 1名刺・封筒・紙袋・社章等
- 2看板
- 3ネックストラップ
- 4モニュメント
- 5基本フォーマット
(企画書等)
1.社内教育・研修
- 1インナーブランディング
教育 - 2ブランド浸透イベント
- 3ワークショップ
- 4人事評価と連動した
行動改革
2.コーポレートコミュニケーションツール
- 1クレド・ビジョンブック
- 2社内報
サービスブランドコミュニケーション(商品ブランド)
1.オンライン
- 1マーケティングサイト運用
- 2SNSマーケティング
- 3マスマーケティング
- 4広告運用最適化
- 5ECサイト運用
- 6広告、メルマガ
2.オフライン
- 1サンプリング
- 2キャンペーン
- 3展示会
- 4店舗什器・POP
- 5ハウスリスト活用
- 6キャンペーンプレミアム
1.社内理解・浸透
- 1社内勉強会
- 2企業内大学・アカデミー
2.ブランドグロース
- 1リードナーチャリング・
営業品質向上施策 - 2ブランド貢献度(NPS)
3.プロモーションツール
- 1サービスブランド
マニュアル・ガイドライン - 2社内勉強会
統合報告書制作サービス
最後に
良い会社、良い商品、良いサービス、様々な一流のクオリティを保持している企業が数多くあるにも関わらず、その強み、良さをブランド価値として伝えることができている企業は限られています。タナベコンサルティングのブランディング支援コンサルティングでは、差別化されたブランドを築く「TCGブランドバリューチェーン」ブランディング7つのステップで、唯一無二のブランド構築に向けた支援、サポートをいたします。
DOCUMENT お役立ち資料

ブランディング支援
コンサルティング
サービス資料
CONSULTATION 相談会
ブランディングに
関する相談会
- ・自社のブランドイメージを正しく把握したい
- ・どのようにブランディング進めていけばいいかわからない
- ・社内にブランドを定着していきたい
専門コンサルタントがその場でアドバイス
課題解決のヒントが見つかる

FAQ よくあるご質問
- 本コンサルティングはブランディングをゼロベースで考えるときに依頼するものなのでしょうか。
- 本コンサルティングは1からブランドを構築する際のご支援を前提としておりますが、タナベコンサルティングではリブランディングのご支援も実施しております。詳細は下記サービスページをご参照ください。
>リブランディング支援コンサルティング - ブランディングを見直す際のポイントを教えてください。
- タイミングはブランド毎に様々ですが、ブランド価値を訴求しきれず、他社との差別化ができていない。価格競争に陥っている状況であれば、ブランドの現状を見つめなおし、リブランディングを実施するタイミングとなります。
- 社内の自社ブランドにおける認識統一の方法を教えてください。
- ブランドビジョン(コンセプト)を明確に定めたうえで、マネジメントシステムを構築し運用していくことが重要となります。
- ブランディング活動の結果の評価は実施していただけるのでしょうか。
- ブランディングを実施する前にブランドイメージ調査をおこない、実施後の変化を定点的に確認をしながら、インナー、アウターブランディングを実施していくことが可能です。