統合報告書制作サービス

ビジョンと熱意の価値創造ストーリーが、
ステークホルダーを動かす統合報告書

タナベコンサルティングの統合報告書制作サービスとは?

統合報告書制作とは?

統合報告書制作とは?

統合報告書は、企業が財務情報と非財務情報(環境、社会、ガバナンスなど)を一体化して報告する文書です。その重要性が高まっている背景には、企業価値の評価が変化してきたことがあります。戦後の製造業中心の時代には、財務情報だけで企業価値を把握することが可能でした。しかし、現在ではブランド価値や人的資本、ガバナンスなど、財務情報に反映されない非財務情報の重要性が増しています。このため、企業は非財務情報も含めた総合的な情報発信を行う必要性を感じており、その結果として統合報告書が作成されるようになっています。

統合報告書のメリット

  • POINT 01

    ステークホルダーとのコミュニケーション強化
    ステークホルダーとの
    コミュニケーション強化
    財務情報と非財務情報を一体化した報告により、投資家や顧客、従業員などのステークホルダーに対して、企業の全体像を明確に伝えることができます。
  • POINT 02

    企業価値の向上
    企業価値の向上
    長期的な価値創造プロセスや持続可能性への取り組みを示すことで、企業の信頼性や評価が高まり、結果的に企業価値の向上につながります。
  • POINT 03

    内部意思決定の改善
    内部意思決定の改善
    組織全体の戦略や目標が明確になることで、経営陣や従業員がより効果的な意思決定を行えるようになります。
  • POINT 04

    経営層の強固な共通認識で一枚岩の経営が可能に
    経営層の強固な共通認識で
    一枚岩の経営が可能に
    コンサルティングで議論された内容を改めて文章で明文化することで、マネジメント層の共通認識が強固になり、一枚岩の経営が可能になります。
  • POINT 05

    ビジョンに共感するパートナー企業の獲得
    ビジョンに共感する
    パートナー企業の獲得
    明確化された企業価値ビジョンや戦略を、全従業員に共有することで、組織全体で共通の認識や目標を持つことができ、一体感が生まれます。
  • POINT 06

    優秀な人材の確保
    優秀な人材の確保
    統合報告書を通じて企業のビジョンやサステナビリティへの取り組みを発信することで、ビジョンに共感する優秀な人材を獲得することができます。採用活動にコンセプトが生まれ、より効果的になります。

統合報告書は作る側にも読む側にもそれぞれ固有のメリットがあります

企業(制作者側)にとって、部門間の連携が強化され、全社的な価値創造ストーリーを経営陣や社員と共有する絶好の機会となります。さらに、企業の戦略や目標が明確になり、全員が同じ方向を向いて行動する基盤が整います。読む側にとっては、統合報告書を通じて、企業の全体的なパフォーマンスやリスク、機会を一目で理解できるため、投資家やステークホルダーはより情報に基づいた意思決定が可能となります。これにより、企業の持続可能性や長期的な価値創造に対する理解が深まり、信頼性が向上します。

投資家市場関係者の目線

企業がアピールしたい情報だけの
統合報告書には興味がないです。
価値創造の統合性やストーリーを重視します。

企業(制作側)の目線

統合思考で企業のサイロ化を防止し、
価値創造ストーリーを経営陣や社員と
共有する大変良い機会。

統合報告書制作サービスとは?

経営コンサルタントとデザインコンサルタントが伴走し、統合報告書制作の効果を最大限に引き出します。

経営コンサルタントとデザインコンサルタントがタッグを組み、統合報告書制作の効果を最大限に引き出します。
ビジネス戦略とクリエイティブなデザインの融合により、貴社のメッセージを明確かつ魅力的に伝え、ステークホルダーの信頼と共感を獲得します。

社内だけでは経営層の本音を引き出すのは難しいですが、
信頼できる第三者が関与することで経営の生の声を反映した信頼性の高い報告書が完成します。

タナベコンサルティングと貴社のプロジェクトチームが協力して統合報告書を作成することで、専門知識の活用、内部リソースの有効活用、効率的なプロジェクト運営、経営層との対話強化など、多くのメリットが得られます。

経営層
貴社
プロジェクト
チーム
経営
コンサルタント
デザイン
コンサルタント

統合報告書を制作する上での
重要なポイント

統合性
企業の財務・非財務情報を統合し、戦略とパフォーマンスを連携させることで、価値創造ストーリーを明確に示し、ステークホルダーに包括的な理解を提供します。
比較検討性
企業のパフォーマンスを一貫した報告基準と定量的データで提供し、過去のデータや他企業との比較を容易にすることで、ステークホルダーが客観的に評価できるようにします。
信憑性
企業の活動やパフォーマンスを正確かつ詳細に報告し、第三者の保証を受けることで、情報の透明性と信頼性を確保し、ステークホルダーの信頼を得ることが重要です。
持続性
企業の短期的な成果だけでなく、長期的な価値創造の視点を持つことが重要です。これにより、企業の持続可能な成長と発展を示し、リスクと機会についても報告することで、将来の見通しを明確にします。
視認性
報告書の構成やデザインを工夫し、読みやすさと使いやすさを向上させることが重要です。視覚的な表現やインタラクティブな要素を取り入れることで、読者が情報を迅速かつ容易に理解できるようにします。
遵法性
報告書が関連する法令や規制に準拠していることを確認することが重要です。これにより、法的リスクを回避し、信頼性を高めることができます。また、国際的な報告基準を採用することで、グローバルなステークホルダーにも対応できます。
さらに
ワンランク上の、ステークホルダーを動かす統合報告書にするには
このような課題を解決する必要があります。
企業が次のステージに進むことが期待できるワクワクする躍動感はありますか?
価値創造プロセスと経営戦略がストーリーとして有機的につながっていますか?
人的資本、知的資本の潜在性など「隠れた」価値をストーリーとして表現できてますか?

価値創造ストーリーとは

価値創造ストーリーとは、中長期的な企業価値の向上が、自社の繁栄だけでなく
社会全体の豊かさにも寄与することを描く企業の持続可能性の物語です。

全社レベルの価値創造プロセス

価値創造ストーリーの構築は、企業が持続可能な成長を実現するために、全社レベルから事業レベル、無形資産からサステナビリティまで一貫性のある戦略を策定するプロセスです。
まず、中長期のメガトレンド(例:少子高齢化、環境問題、WEB3やAIの進化)を特定し、全社レベルでの価値創造プロセスを構築します。これには、ビジョン、ミッション、コアバリュー、戦略的目標が含まれます。
次に、これらを統合し、一貫したストーリーを設定します。事業レベルでは、各部門ごとの特性や市場環境を考慮し、具体的な戦略と行動計画を策定します。全社と事業レベルの価値創造プロセスを統合し、整合性のあるストーリーを設定します。
さらに、知的資本、人的資本、社会・関係資本、自然資本などの無形資産を特定し、それぞれの役割と価値を明確にします。
最終的なゴールは、全社レベルから事業レベル、無形資産からサステナビリティまで整合性のとれた一つの価値創造ストーリーを構築することです。このストーリーにより、企業は持続可能な成長を実現し、ステークホルダーに対して明確なビジョンと戦略を示すことができます。

全体像
- 統合報告書策定サービス概要 -

統合報告書策定に向け、大きく3つのフェーズで展開します。

  • ・フェーズ1では、外部環境の機会やリスクや自社の資本やビジネスモデルなどを整理して解像度の高い価値創造ストーリーを構築します。
  • ・フェーズ2では、価値創造ストーリーをベースに統合報告書の構成や企画、トーン&マナー、デザインのコンセプトなどを決定します。
  • ・フェーズ3では、実際の統合報告書の制作に入ります。ライターによる文章制作や撮影があれば撮影をし、紙面のデザインを進めます。
現状把握
フェーズ1

【ビジョン・スプリント】
価値想像ストーリーの構築

プロジェクトチームを組成していただき、経営層とプロジェクトチーム、タナベコンサルティングが協力して統合報告書コンサルティングを行います。

コンサルタントとの対話を通じて、経営のあらゆる側面を反映した解像度の高い価値創造ストーリーを構築します。

フェーズ2

【ページ構成】

フェーズ1で整理されたビジョンを実際のページ構成に落としこみます。

経営層とプロジェクトチームで統合報告書の世界観を決定させます。

フェーズ3

【制作】

プロジェクトチームとタナベコンサルティング統合報告書の制作を行います。

全体スケジュール
- 統合報告書策定サービス概要 -

横にスクロールしてご覧いただけます。

主体 1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月 5ヶ月 6ヶ月 7ヶ月 8ヶ月
現状把握 ・TCGチーム 現状把握
ビジョン
スプリント
・TCGチーム
・取締役会
・Projectチーム
月2回
会議
月2回
会議
ページ構成 ・TCGチーム
・取締役会
・Projectチーム
目次
決定
大まかな
内容決定
制作 ・TCGチーム
・Projectチーム
記事制作
デザイン制作
インタビュー
など
記事制作
デザイン制作
インタビュー
など
デザイン完成
校正 ・TCGチーム
・Projectチーム
ファクト
チェック
文字校正
ファクト
チェック
文字校正
取締役会
報告会
・TCGチーム
・取締役会
・Projectチーム
報告会 報告会

FAQ

Q.対象外の業種・業界はありますか。開く
A.基本的にはございません。業界業種問わずご支援させていただいております。
Q.導入前に相談することは可能でしょうか。開く
A.専門コンサルタントとのご面談機会をご準備させていただきます。
ご状況に応じて最適な推進方法をご提案させていただきます。
Q.料金以外に請求されることはあるのでしょうか。開く
A.見積ご提示段階のお取り決め事項以外の金額請求を行うことはございません。
オプションプランをご希望の場合や追加費用が発生する際は貴社とご相談の上、別途御提案書と見積書をご準備いたします。
Q.対応できるエリアは限定されているのでしょうか。開く
A.国内は全エリア対応しております。海外拠点はコンサルティングサービス対象外になります。
Q.御社の強みや特徴を教えてください。開く
A.企業戦略・事業戦略、組織・人事、M&A、DXなどの経営機能と、建設業、製造業、ヘルスケア分野、食品業、金融機関などの各種業種・業界で展開しています。創業66年、経営コンサルティング17,000社を超える実績を有しています。
Q.プロジェクトはどのようなメンバーで策定するのが良いと考えますか?開く
A.経営企画室とタナベコンサルティングにて事務局機能を持ち、貴社における各事業部の担当役員や事業部長を組成し、貴社にあったプロジェクトメンバー選定から支援します。
Q.料金を教えてください。開く
A.貴社のご相談内容に応じご提案いたします。まずはお問合せください。
Q.プロジェクトはどのように進める形式ですか?開く
A.貴社プロジェクトメンバーに、ヒアリングをし、弊社コンサルタントで調査・設計します。

SERVICE

COLUMN

統合報告書とは?「持続可能性の物語」の作成ポイントとメリット

ABOUT

タナベコンサルティンググループは
「日本には企業を救う仕事が必要だ」という
志を掲げた1957年の創業以来、
66年間で大企業から中堅企業まで約200業種、
17,000社以上に経営コンサルティングを実施してまいりました。

企業を救い、元気にする。
私たちが皆さまに提供する価値と貫き通す流儀をお伝えします。

コンサルティング実績

創業66
200業種
17,000社以上