CASE
事例
株式会社ハヤブサ 様
「体験価値」を重視した顧客体験価値創造ストーリー
株式会社ハヤブサ 様
製造業
1959年創業。
フィッシングブランドの【ハヤブサ】、アパレルブランドの【FREEKNOT】、ペット用品ブランドの【Pet's Republic】の3本柱で、各分野において最高の品質・最高のシーンを提供している同社。
2022年にSDGsブランディングプロジェクトを発足し、2030年SDGsビジョンの構築や顧客体験価値創造ストーリーを設計。
SDGsで「体験価値」を設計し、ネガティブな外部環境に立ち向かう
事業を継続することで社会・環境にネガティブなインパクトを生み出す恐れがある中で、負の影響を最小化するためのSDGs活動を整理。
さらに自社だけではなく、ユーザーにもハヤブサ商品を使用することで、SDGsに貢献できているという体験価値を感じられる仕組みを設計したいと考えました。
バリューチェーンで抑えるSDGs活動
当プロジェクトにおいての成果は
❶2030年SDGsビジョンの策定❷顧客体験価値創造ストーリー、の設計です。
ただ日々の業務をSDGs活動として棚卸するのではなく、バリューチェーンでSDGs活動を捉えました。
SDGsの活動を「点」ではなく「線」として捉え、環境負荷を低減した調達や雇用を生み出す海外製造、ユーザーに対する企画の実施、釣りを続けられる環境を保つための海の清掃活動などといった川上から川下までの一貫したストーリー設計をし、ハヤブサ自身が環境に対してポジティブなインパクトを表すストーリーだけではなく、ハヤブサ商品を使うユーザーもSDGsに貢献したという「体験価値」を見出せる仕組みを構築しました。
またSDGsの活動を続けていくことで2030年にどのような社会を実現するのか、2030年SDGsビジョンを構築し、進むべき方向性をディスカッションし、策定しました。
方針発表会での取組発信とアウターブランディング
今回プロジェクト内で作成した2030年SDGsビジョンと顧客体験価値創造ストーリーは方針発表会にて共有を行い、社員全体に意識醸成を行いました。
今後は自社ホームページ上に取り組み内容を展開していき、アウターブランディングに繋げる施策を検討しています。
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