事業ポートフォリオ戦略策定コンサルティング
自社の未来を創造するビジネスモデル変革
企業価値の向上が
長期ビジョン・中期経営計画の実現を手繰り寄せる!
タナベコンサルティングの
事業ポートフォリオ戦略策定コンサルティングとは?
長期ビジョン・中期経営計画を実現する事業ポートフォリオ戦略
企業が持続的成長を実現していくためには、貴重な経営資源を既存事業の強化や成長事業への投資に集中させることが必要です。
複数事業のイノベーション(組み合わせ)により大きな付加価値を創造し、シナジー(相乗効果)を得て成長していく"事業ポートフォリオ戦略"の策定が、企業の収益構造の変革に直結すると言えるでしょう。
グローバル化の進展やデジタル革命により経営環境が急激に変化する時代において、企業として目指すべき確固たる長期ビジョンを描いた上で、バックキャスティングにより"事業ポートフォリオ戦略"の策定を進めていく必要があります。

企業価値を向上させる2つのアプローチ
「市場性」と「経済性」
事業ポートフォリオ戦略策定の目的は"企業価値"の最大化です。
企業価値の最大化に向けては、市場価値を測る「事業性評価」と経済価値を測る「財務(資本)効率評価」の2つの側面から、自社事業の現状を正しく捉えることが重要になります。

タナベコンサルティングの
事業ポートフォリオ戦略策定コンサルティングで得られる成果
当コンサルティングでは、以下の3点を期待成果としてご支援いたします。
内需縮小下、また不確実性が高い昨今においては、全社戦略なき成り行き経営は企業価値の低迷をもたらし、
コストダウンのみの経営効率改善も同様に企業価値は現状より高まることはありません。
10年後の企業価値を最大化するために、現状分析から10年後に向けた事業ポートフォリオのシナリオ設計を進めていきます。
-
POINT
1
事業ポートフォリオの最適化
既存事業の選択と集中、M&A・アライアンス、新規事業開発などの、既存事業の強化や成長事業への投資判断
-
POINT
2
企業価値の向上策
市場価値と経済価値の両面から見た企業価値の向上策の提言
-
POINT
3
企業価値シミュレーション
現在の企業価値と10年後の企業価値予測をシミュレーション。10年後に向けたシナリオを設計
OUTLINE サービス概要
事業ポートフォリオ戦略策定コンサルティングの全体像

フェーズ1では、徹底的な現状分析から事業ポートフォリオ戦略の骨子策定までを進めていきます。
現状分析においては、事業性と財務効率性の2つ観点から現状を評価します。
事業性においては、市場、顧客、競合、事業セグメント、バリューチェーンの5つの視点から分析を行い、
財務効率性においては、財務、事業別資本コストの把握、収益マネジメント、コーポレート分析の4つの視点から財務効率を評価していきます。
徹底した現状分析後に事業ポートフォリオ戦略の骨子を策定します。
以下はその分析に使用する資料の一例です。

フェーズ2では、事業ポートフォリオの具体的な戦略を設計していきます。
フェーズ1の内容を基に、全社ポートフォリオ戦略を策定していきます。
全社戦略の策定後に、各事業戦略や財務・コーポレート戦略の策定を行います。
以下はその分析に使用する資料の一例です。

フェーズ3では、フェーズ1,2で策定した事業ポートフォリオ戦略の実行段階です。
以下は実行支援の一例になりますが、フェーズ2で合意形成した戦略に基づき、
貴社に最適なプランで長期ビジョン実現に向けた実行支援を行っていきます。
プラン
AM&A戦略策定・実行
A
参入戦略検討
❶事業ドメインごとの戦略シナリオの明確化
- 戦略オプションを統合したシナリオ明確化
- 戦略を推進するための制約条件洗い出し
- 戦略実行に必要な経営資源の明確化
❷参入戦略の絞り込み
- 事業ポートフォリオ戦略をもとに狙うべき
事業領域ごとに参入戦略の検討 - 参入戦略に基づくアプローチ策の検討
ターゲットM&A
❶ロングリストの作成
- 「地域×事業」で幅広くロングリストを作成
- 評価項目の設定
❷ショートリストの作成
- 関係先、営業担当情報によるリスト整備
- 優先順位付け
❸提案内容の設計
- M&Aメリットの提示
- 条件面の整備
❹アプローチ方法の設計、 スケジューリング
❺ショートリストに基づく打診
プラン
B新規事業開発
B
新規事業オプション検討
❶PhaseⅡまでの内容をもとに
成長市場×固有技術より新規事業案を
創出
❷フィジビリティスタディ
(顧客ヒアリングおよびアンケート、
各オプション毎の実践企業調査)
❸市場性・優位性・収益性・実現可能性の
観点よりスクリーニング
新規事業計画策定
❶事業戦略策定
❷収益モデル設計
❸4P (マーケティングミックス) 設計
❹アライアンス (産産・産官学連携) 検討
❺ブランディング検討
❻成功条件の整備
❼損益計画・投資計画策定
❽撤退基準策定
❾体制検討
❿テストマーケティングの方向性
プラン
C既存事業改革
C
事業撤退判断
❶PhaseⅡまでの内容をもとにした事業判断
- 選択と集中
- 撤退事業の売却検討
※売却判断の場合はスキーム検討
収益改革策の検討
❶マーケティング・ブランディング戦略
- 顧客創造モデルの見直し
- マーケティング戦略、 ブランディング
戦略の策定 - トップライン対策の検討
❷サプライチェーン戦略
- 商品、サービス開発の検討
- バリューチェーンの強化策
❸収益改革
- 付加価値向上策の検討
- コストダウン策の検討
❹組織改革
- 組織機能の再整備
- コミュニケーションパイプの見直し
※上記プランはあくまで一例であり、PhaseⅡで合意形成した戦略に基づき、最適プランをご提示いたします。
コンサルティングスケジュール
横にスクロールしてご覧いただけます。
Phase | 内容 | 開始前 | Phase I | Phase II | Phase III | |||||
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1ヵ月 | 2ヵ月 | 3ヵ月 | 4ヵ月 | 5ヵ月 | 6ヵ月 | 7ヵ月~ | ||||
事前 | ご契約・日程調整・資料/データご依頼 | ● | ||||||||
Phase I 現状分析 戦略骨子設計 |
パーパス分析 | ❶パーパスの再点検 | ● | |||||||
❷ビジネスモデルの検証 | ● | |||||||||
事業戦略分析 | ❶市場分析 (マクロ・ミクロ) | ● | ● | |||||||
❷顧客分析 | ● | ● | ||||||||
❸ライバル・ベンチマーク分析 | ● | ● | ||||||||
❹事業セグメント分析 | ● | ● | ||||||||
❺バリューチェーン分析 | ● | ● | ||||||||
財務・コーポレート 戦略分析 |
❶財務分析 | ● | ● | |||||||
❷事業別資本コストの把握 | ● | ● | ||||||||
❸収益・財務マネジメント分析 | ● | ● | ||||||||
❹コーポレート分析 | ● | ● | ||||||||
事業ポートフォリオ 戦略骨子策定 |
❶事業ポジショニング分析 | ● | ||||||||
❷事業ポートフォリオの骨子設計 | ● | |||||||||
❸全社資源配分の骨子検討 | ● | |||||||||
Phase II 事業 ポートフォリオ 戦略策定 |
全社戦略 | ❶経営資源の再配分と"回収"目標の設定 | ● | |||||||
❷事業、財務戦略を実現する機能別戦略の策定 | ● | |||||||||
事業戦略分析 | ❶事業ドメイン設定 | ● | ● | |||||||
❷最適事業ポートフォリオの設計 | ● | ● | ||||||||
❸バリューチェーンのアップデートによる事業価値向上策 | ● | ● | ||||||||
❹事業間シナジー (攻め・守り) の検討 | ● | ● | ||||||||
財務・コーポレート戦略 | ❶事業別KPI設定 (ROIC、ROE、ROA) | ● | ● | |||||||
❷企業価値シュミレーション (10年後のあるべき姿) | ● | ● | ||||||||
❸全社事業別KPIモニタリング手法の確立 | ● | ● | ||||||||
Phase III 戦略実行支援 |
プランA | M&A戦略策定・実行 | ● | |||||||
プランB | 新規事業開発 | ● | ||||||||
プランC | 既存事業改革 | ● |
※上記を基本コンサルティングスケジュールとし、状況に応じて適宜スケジュールを変更の上、進行いたします。
FAQ よくあるご質問
- Q.対象外の業種・業界はありますか。開く
- A.基本的にはございません。業界業種問わずご支援させていただいております。
- Q.導入前に相談することは可能でしょうか。開く
-
A.専門コンサルタントとのご面談機会をご準備させていただきます。
ご状況に応じて最適な推進方法をご提案させていただきます。
- Q.料金以外に請求されることはあるのでしょうか。開く
-
A.見積ご提示段階のお取り決め事項以外の金額請求を行うことはございません。
オプションプランをご希望の場合や追加費用が発生する際は貴社とご相談の上、別途御提案書と見積書をご準備いたします。
- Q.対応できるエリアは限定されているのでしょうか。開く
- A.国内は全エリア対応しております。海外拠点はコンサルティングサービス対象外になります。
- Q.御社の強みや特徴を教えてください。開く
- A.企業戦略・事業戦略、組織・人事、M&A、DXなどの経営機能と、建設業、製造業、ヘルスケア分野、食品業、金融機関などの各種業種・業界で展開しています。創業68年、経営コンサルティング17,000社を超える実績を有しています。
- Q.プロジェクトはどのようなメンバーで策定するのが良いと考えますか?開く
- A.経営企画室とタナベコンサルティングにて事務局機能を持ち、貴社における各事業部の担当役員や事業部長を組成し、貴社にあったプロジェクトメンバー選定から支援します。
- Q.料金を教えてください。開く
- A.貴社のご相談内容に応じご提案いたします。まずはお問合せください。
- Q.プロジェクトはどのように進める形式ですか?開く
- A.貴社プロジェクトメンバーに、ヒアリングをし、弊社コンサルタントで調査・設計します。