PRO Market
上場支援サービス

J-Adviser・F-Adviser
資格取得のご案内と
タナベコンサルティングが
PRO Market上場支援に取り組む想い

J-Adviser・F-Adviser資格取得のご案内とタナベコンサルティングがPRO Market上場支援に取り組む想い

5月29日、タナベコンサルティングは、J-Adviser・F-Adviser資格を取得しました。

J-Adviser・F-Adviserとは

取引所が直接上場審査を行うのではなく、J-Adviser・F-Adviser(指定アドバイザー)が上場企業の適格性を審査し、上場後も継続的にサポートする制度です。
PRO Market 上場企業は、指定アドバイザーと契約を継続することが義務付けられており、契約を解除すると上場維持が難しくなる場合があります。
PRO Market 上場プロセスは、①Adviserの選定・契約、②上場準備(事業計画策定・ガバナンス強化)、③Adviser による上場審査、④東京証券取引所・福岡証券取引所への上場申請、⑤形式審査通過後の上場承認という流れで進みます。

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J-Adviser・F-Adviser制度

上場適格要件と指定アドバイザーによる調査・確認のポイント

  • 1

    上場審査の実施

  • 2

    上場後の継続的なサポートとモニタリング

  • 3

    J-Adviser・F-Adviser契約の継続義務

上場適格要件と指定アドバイザーによる調査・確認のポイント

なぜタナベコンサルティングが、PRO Market上場支援を強化するのか?

なぜタナベコンサルティングが、PRO Market上場支援を強化するのか?

「株式上場」という新しい可能性で山積する課題を乗り越える

現代のビジネス環境は、少子高齢化やインフレ経済、後継者不足など、企業にとって多くの課題をもたらしています。採用市場でのプレゼンス向上、M&Aによる成長戦略の加速、ガバナンス強化、企業価値の最大化など、これらの課題に対する解決策として「株式上場」は選択肢の一つとなります。上場は企業の信頼性やステータスを高め、成長戦略や事業承継の選択肢を広げる有効な手段となり得ます。未来を見据えた柔軟な経営を実現するために、上場という選択肢を検討してみませんか?

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真の中堅企業への進化

PRO Market上場の主なメリット

  • 01
    採用市場に対する
    インパクトを高めたい

    採用市場に対するインパクトを高めたい

    少子高齢化やインフレによる賃金上昇などで採用環境が厳しくなる中、人材獲得競争に勝つには自社の存在感を高める必要があります。上場はそのための有効な手段となり得ます。

  • 02
    M&Aによる成長戦略を
    加速したい

    M&Aによる成長戦略を加速したい

    成熟経済では単独成長が難しく、M&Aで規模拡大を図ることが重要です。
    しかし競争が激化しているため、売り手に選ばれる企業になるために自社のステータス向上が求められます。

  • 03
    多様化する事業承継の中で
    発展的かつ柔軟な事業承継ストーリーを描きたい

    多様化する事業承継の中で発展的かつ柔軟な事業承継ストーリーを描きたい

    事業承継では同族承継が減少し、社員承継やバイアウトなど選択肢が多様化しています。
    上場も承継戦略の一つですが、ミッション・ビジョンに沿った柔軟な計画が必要です。

  • 04
    脱ファミリー承継が進む中、
    ガバナンスを強化したい

    脱ファミリー承継が進む中、ガバナンスを強化したい

    社員承継が増える中、ガバナンス強化が求められますが、非上場企業には明確な基準がなく、取り組みが曖昧になりがちです。実効性のあるガバナンス体制の構築が課題です。

  • 05
    プライム・スタンダード上場に向け、
    足がかりを得たい

    プライム・スタンダード上場に向け、足がかりを得たい

    東京証券取引所の一般市場は魅力的ですが、上場準備に時間がかかりタイミングを逃す可能性があります。一方、PRO Marketは成長市場として注目され、一般市場へのステップとして有効です。

  • 06
    将来的には譲渡予定だが、
    企業価値を高めたい

    将来的には譲渡予定だが、企業価値を高めたい

    同族承継や社員承継が難しい場合、M&Aによる譲渡が選択肢となります。
    PRO Marketで資金調達せず、現状の株主構成を維持しつつ企業価値を高めて売却する方法も有効です。

数値基準がない柔軟な市場、PRO Market(プロマーケット)とは

PRO Market は、東京証券取引所・福岡証券取引所が運営する株式市場の一つで、主にプロ投資家を対象とした市場です。通常の上場市場(プライム・スタンダード・グロースなど)とは異なり、一般投資家は売買に参加できず、金融機関や機関投資家などの特定投資家のみが取引可能です。そのため、通常のIPO(新規公開株)を伴う上場とは性質が異なり、「資金調達」よりも「信用力向上」や「企業成長のステップアップ」を目的とする企業が多いのが特長です。

また、成長意欲の高い企業であるものの、現状レベルでは上位市場への上場が難しい企業や、採用ブランディング、取引先・金融機関への信用力を高めるためのPRO Marketへの上場に加え、第3者承継を見据えて企業価値を高めていこうという目的からPRO Marketへの上場も増えています。

数値基準がない柔軟な市場、PRO Market(プロマーケット)とは
2015~2024年のTOKYO PRO Market への新規上場社数の推移

PRO Marketとは、東京証券取引所と福岡証券取引所が運営する、金融機関や機関投資家などプロ投資家向けの株式市場です。通常のIPO(新規公開株)を伴う上場とは異なり、「資金調達」よりも「信用力向上」や「企業成長のステップアップ」を目的とする企業が多いのが特長で、企業価値を高めるための第3者承継を見据えた上場も増加しています。
TOKYO PRO Market(TPM)の新規上場社数は年々増加しており、2024年には50社と過去最高を記録しました。総上場社数は2024年末には133社に達し、同年に開設したFukuoka PRO Market(FPM)は、初日に7社が新規上場しました。

PRO Market(プロマーケット)の特長

  • 上場基準が緩やか
    上場基準が緩やか
    • ・財務要件なし(売上・利益の基準なし)
    • ・株主数や流通株式数の基準なし
    • ・J-AdviserやF-Adviserといった指定アドバイザーによる適格性審査を通過すれば上場可能
  • プロ投資家向けの市場
    プロ投資家向けの市場
    • ・売買できるのは特定投資家(機関投資家・一部の富裕層など)のみ
    • ・一般投資家の参加不可(流動性は低め)
  • 上場コスト・維持コストが低い
    上場コスト・維持コストが低い
    • ・他の市場に比べ、審査・維持コストが安価
    • ・ただし、J-Adviser・F-Adviserとの契約・継続が必要
  • 情報開示の簡略化
    情報開示の簡略化
    • ・有価証券報告書に替えて、情報を限定した発行者情報を提出
    • ・ただし、透明性確保のため一定の開示は求められる

上場市場(東証)の動向

東京証券取引所は、一般市場へのエントリー市場としてTOKYO PRO Market(TPM)の上場社数を増やし、ピラミッド型の企業構成を目指しています。

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上場市場(東証)の動向

TOKYO PRO Market・Fukuoka PRO Marketと一般市場の特長と違い

PRO Marketは、形式基準(数値基準)がなく、株主数や流通株式時価総額等に左右されず柔軟に上場することが可能です。

  TPM FPM 他の市場
開示言語 英語又は日本語 英語又は日本語 日本語
形式基準 必要な株主数、時価総額、
売上高・利益等の数値基準が無い
必要な株主数、時価総額、
売上高・利益等の数値基準が無い
株主数、流動株式数等の
数値基準がある
申請から上場承認
までの期間
10営業日
(上場申請前にJ-Adviserによる
意向表明手続きあり)
10営業日
(上場申請前にF-Adviserによる
意向表明手続きあり)
2か月程度
(標準審査期間)
対象 全国 全国 市場によって制限がある
上場前の監査期間 最近1年間 最近1年間 最近2年間
実質的な審査の主体 J-Adviser F-Adviser 主幹事証券
証券取引所
内部統制報告書 任意 任意 必須
四半期開示 任意
(中間・事業年度末開示は必要)
任意
(中間・事業年度末開示は必要)
必須
主な投資家 特定投資家
(プロ投資家)
特定投資家
(プロ投資家)
一般投資家

PRO Market上場プロセス(約2年)

PRO Market上場プロセスは、①J-Adviser・F-Adviserの選定・契約、②上場準備(事業計画策定・ガバナンス強化)、③J-Adviser・F-Adviserによる上場審査、④東京証券取引所・福岡証券取引所への上場申請、⑤形式審査通過後の上場承認という流れで進みます。

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PRO Market上場プロセス(約2年)

タナベコンサルティンググループが提供する
PRO Market上場支援サービスの特長

上場審査などのアドバイザー業務と
経営全般のコンサルティングの
ハイブリッドモデル

上場に向けた審査・申請業務だけではなく、専門領域のプロフェッショナルコンサルタントが、経営全般のサポートを行います。
(事業、組織、ガバナンス、リスク管理、適時開示体制、情報開示プロセス、ブランディングなど)

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上場審査などのアドバイザー業務と経営全般のコンサルティングのハイブリッドモデル

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真の中堅企業へのステージアップをサポート

真の中堅企業へのステージアップをサポート

タナベコンサルティンググループ(TCG)のPRO Market上場支援サービスとは、TOKYO PRO Market・Fukuoka PRO Marketへの上場とその後を支援するサービスです。上場への審査・申請業務を行うアドバイザー部門と、経営体制の実装をサポートするコンサルティング部門の2部門体制で、上場準備から上場後まで1社でワンストップ対応いたします。上場の本質的な目的は「成長」です。上場をゴールではなく中堅企業に進化するためのメルクマールとして、その後の成長戦略の立案からM&A戦略、DX戦略、グローバル戦略など、真の中堅企業へのステージアップへ向けた取り組みをサポートいたします。

全国10事業所のコンサルタントが
経営者に寄り添ってサポート

全国10カ所の事業所にコンサルタントを配置しているTCGからこそ、常に経営者に寄り添ったサポートが可能となります。地域に根差し、地域の特性を理解しているコンサルタントが成長をサポートいたします。

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全国10事業所のコンサルタントが経営者に寄り添ってサポート

タナベコンサルティングのPRO Market上場支援サービスメニュー全体像

J-QS専任者による指定アドバイザー業務とコンサルタントによる経営体制の実装支援をワンストップで対応。それぞれが両立することにより品質とスピード感を担保し、短期間でのPRO Market上場を可能にします。

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タナベコンサルティングのPRO Market上場支援サービスメニュー全体像

コンサルタント紹介

上場における審査実務経験や上場企業のコンサルティング経験が豊富なベテランスタッフによる指導・助言体制を確立しており、貴社をスピーディに上場まで導きます。

  • 中須 悟

    タナベコンサルティング
    執行役員
    IPO支援/コーポレートファイナンスコンサルティング事業部

    中須 悟

    「経営者をリードする」ことをモットーに、企業の財務収益構造や組織体制、資本構成を大局的かつ戦略的に改革するコンサルティングを得意としている。また上場・中堅企業における事業承継、ホールディング経営推進のスペシャリストとして、建設業、物流業、不動産業、製造業、小売・サービス業など幅広い業種での実績があり、全国で活躍中。CFP®認定者。

    主な実績

    • 東証プライム上場企業のホールディング経営体制構築コンサルティング
    • 地場中堅企業グループのガバナンス体制支援コンサルティング
    • 6次産業グループの経営体制づくり・経営者育成コンサルティング
    • 地場中堅ホールディングスのグループ人事制度構築コンサルティング
    • 地場中堅企業のIPO推進支援
  • 佐久田 保

    タナベコンサルティング
    IPO支援
    ゼネラルマネジャー

    佐久田 保

    複数の大手証券会社にて一貫して引受審査案件の責任者として多くのIPO、エクイティ、デット案件に関与した後に、M&A仲介業界にて上場指導、審査業務を管掌する上場審査部長として100社以上の東京プロマーケット(以下TPM)上場案件に関与し、約40社の上場企業を輩出。上場支援においては大企業から中小企業まで、またTPM新規上場のリーグトップを獲得するなど豊富な実績を有する。

  • 鈴村 幸宏

    タナベコンサルティング
    コーポレートファイナンスコンサルティング事業部
    エグゼクティブパートナー

    鈴村 幸宏

    メガバンクにて融資・外為・デリバティブ等法人担当を経て、当社入社。「企業を愛し企業繁栄に奉仕する」を信条とし、経営戦略・収益戦略を中心に幅広いコンサルティングを展開。企業を赤字体質から黒字体質にV字回復させる収益構造改革、成長企業に対するホールディングス化とグループ経営推進支援、ファイナンス視点による企業価値向上、投資判断、M&A支援の実績を多数持つ。また、オーナー企業に寄り添った事業承継支援、経営者(後継者)育成も数多く手掛け、高い評価と信頼を得ている。

    主な実績

    • 中堅建設資材卸にて総合戦略立案、中期経営計画設計、M&A・PMI推進支援
    • 上場外食チェーンにて総合戦略立案、収益構造改革、組織デザイン、ファイナンス戦略立案
    • 上場住宅ビルダーの総合戦略立案、中期経営計画設計、収益構造改革プロジェクト推進
    • 中堅介護チェーンの新事業モデル構築、多店舗展開支援、収益・キャッシュフロー戦略支援
    • 中堅音響機器メーカーの次世代経営戦略策定・クレド策定・ブランディング推進支援
  • 公文 拓真

    タナベコンサルティング
    コーポレートファイナンスコンサルティング事業部
    ゼネラルパートナー

    公文 拓真

    銀行にて、リテールからホールセールまでを経験。当社入社後は管理会計を中心とした財務戦略や、ホールディングによる資本戦略策定などに従事。企業価値向上の観点による中期経営計画策定など、コーポレートファイナンス分野における上場企業向けのコンサルティング支援を得意とする。

    主な実績

    • 意思決定の精度向上を目的としたデシジョンマネジメントシステム構築支援
    • 持続的成長をもたらすための信用金庫向け長期ビジョン策定コンサルティング
    • 製造業の原価管理コンサルティング
    • 企業価値向上に向けたIPO支援コンサルティング
  • 渡辺 徹

    タナベコンサルティング
    IPO支援

    渡辺 徹

ABOUT

タナベコンサルティンググループは
「日本には企業を救う仕事が必要だ」という
志を掲げた1957年の創業以来、
68年間で大企業から中堅企業まで約200業種、
17,000社以上に経営コンサルティングを実施してまいりました。

企業を救い、元気にする。
私たちが皆さまに提供する価値と貫き通す流儀をお伝えします。

コンサルティング実績

創業68
200業種
17,000社以上