第2回
2018.04.18 wed
2018.04.19 thu
DOMAIN&FUNCTION
ビジネスモデル
イノベーション研究会
REPORT
1日目
04.18 wed
顧客視点での飽くなき開発で頂点を目指す魚屋
視察&講義角上魚類ホールディングス株式会社
代表取締役社長 栁下 浩三 氏
代表取締役社長 栁下 浩三 氏
学びのPOINT
① | "魚離れ"が続く日本の中でも圧倒的な実績を持ち、多くのファンを獲得して成長している。 |
② | 地の利を生かした「日本海ブランド」の魚類を鮮度そのままに、豊富な品揃えで販売。かつ、地域特性 (食生活の特徴)に合わせた販売戦略と、魚屋の王道である対面型接客によって、顧客の購買心理を掴んでいる。 |
③ | コンピューターシステムによるリアルタイムの販売管理も行うことで、生鮮品のリスクである廃棄率を0.05%以下に抑えることで利益率向上を実現している。 |
KPI廃棄率0.05%以下
他の魚屋に比べ、一店舗当たりの売上は非常に大きい。最大で年商約30億円を達成する店舗も存在し、出店した地域では話題となることが多いため、出店地域周辺はもちろん、少し離れた地域からも集客ができており、ブランド化に成功しているといえる。
2日目
04.19 thu
世界の食文化に燕三条ブランドで"切り込む"包丁メーカー
視察&講義藤次郎株式会社
代表取締役藤田 進 氏
代表取締役藤田 進 氏
学びのPOINT
① | 農機具部品、農業用刃物の製造を祖業とし、時代の変化に合わせて食卓を彩るツールである「包丁」にビジネスの焦点を移して、成長。 |
② | 分業型ではなく、一貫での生産ラインを高いレベルで構築し、世界トップレベルの刃物製造技術を有する。この技術がブランドの基盤となる「切れ味」を支えている。 |
③ | オープンファクトリー・ロゴの工夫・ブランドプロミスの策定などによるインナー・アウター両方のブランディング施策を行い、プロの料理人から一消費者までと幅広い層に愛される商品作りに成功している。 |
KPIブランディング戦略による
国内50%・海外50%展開
グローバル展開と国内展開の二輪をしっかり回すことによって、時流の把握とリスクの分散を行うことができ、さらなる成長を続けている。
Voice 参加者の声
ブランドプロミスやロゴなど、徹底したブランディングによる戦略に、ビジネスモデルの新たな切り口を学ばせていただきました。
メーカー・専務
創業者からの創業時の思いや、試行錯誤された経験についてお話を聞くことが出来、勉強になった。改めて顧客視点の重要性を感じさせられた。
不動産業・社長
基調講義の様子
第3回目は、動物用医薬品製造のリーディングカンパニーである「日本全薬工業株式会社」と日本で一番大切にしたい会社大賞に選ばれた優秀企業「株式会社アポロガス」を視察します!