第5回
2018.05.09 wed
2018.05.10 thu
DOMAIN&FUNCTION
教育・学習ビジネス研究会
REPORT
1日目
05.09 wed
大原学園の教員育成
視察&講義学校法人大原学園
学園本部 人事部 部長川口 清 氏
学園本部 人事部 部長川口 清 氏
学びのPOINT
① | 講師は入社時から目標設定を学ぶ |
学園の目標を前提にして個人の目標が設定される必要がある。入社研修から目標設定の方法を指導している。 | |
② | クレームのほとんどはご意見 |
クレームの大半は、学園に期待しての言動であるので、これはご意見と言い換えている。本当に理不尽なもののみがクレーム。ご意見と言い換えることで感情的にならず、真摯に受け止められる。 | |
③ | 人事制度の改善に終わりはない |
人事制度は戦略として考えている。「結果が出たときにどの能力が発揮されたか」の視点で考課を行っている。過去のやり方に捉われず、常に翌期がより良くなるように考えている。 | |
重要な研究ポイントお客様と真剣に向き合う姿勢が大切
「合格させる×本気にさせる」で選ばれ続ける
全国100校以上展開する大原学園の選ばれるポイントは、高品質の講師教育であることがわかった。
学校経営 経営者
タナベ経営の講義にもあったように、人事評価制度は人材育成の重要な経営システムであることが、実例として学べた。
教育コンテンツ事業幹部
教えることは時として講師の自己満足に陥ってしまう。
本気で合格・就職という成果に向き合うことで、教える側も成長を続けることができる。
本気で合格・就職という成果に向き合うことで、教える側も成長を続けることができる。
2日目
05.10 thu
誰もが元気になる「学び」の仕掛けづくり
講義株式会社おとなの学校
代表取締役大浦 敬子 氏
代表取締役大浦 敬子 氏
学びのPOINT
① | 事業の考え方 |
介護は人のお世話をするのではなく、その方が最も成長できることを支える仕事だと考えている。体が不自由になったら人生が終わると考えるのか、ハードルを越えようと思うのかで人生は変わる。高齢者の学びをサポートをする為におとなの学校を作った。 | |
② | おとなの学校のビジネスモデル |
自分発想で、自分が困っていることを解決するようにして作る。学校と介護という別の事業を組み合わせる。事業参入は現状の仕事と8割は重なった分野としている。 | |
③ | お金以外の価値が高いから苦労する。 |
人をどうやったら喜ばせることが出来るのか。経営者は自分が面白くない仕事をしてはいけない。自分が満足する仕事を従業員が達成してくれることが喜びであり、世の中を良くする。 | |
重要な研究ポイント誰も元気になる学びの仕掛け作り
おとなの学校が提供しているものは
「未来」と「勇気」
自分が業界に対して悩んでいることや困っていることは、他の人も悩んでいる。
この視点を持って事業を考えてみたい。
この視点を持って事業を考えてみたい。
教育事業会社 幹部
高齢者が過疎過密で1人になり、居場所を求めていると私の地域でも感じている。課題から考えた事業展開を検討したい。
幼稚園経営 経営者
人の居場所は、場所ではなく、その人を受け入れてくれるコミュニティ。
おとなの学校は高齢者に向けた新しい居場所を提供している。
おとなの学校は高齢者に向けた新しい居場所を提供している。
第6回は、7月11日、7月12日の大阪開催です!!