2019.05.13

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2019.04.17 Wed
2019.04.18 Thu

DOMAIN&FUNCTION

Web・デジタルビジネス
研究会

REPORT
日目

04.17 Wed

インターネットによる衣服生産のプラットフォーム

講義シタテル株式会社
代表取締役社長河野 秀和 氏
学びのPOINT

1.人が集まりやすい環境づくり
(1)明確な事業ビジョンの発信により採用条件に左右されない人材を確保
(2)同じ想いをもつ人をつなげて、優れた技術をもつ国内外のサプライヤー連携
2.リソースの占有から共有へ
(1)工場空きリソースの共有により季節要因に左右されないモノづくり
(2)インターネットによる衣服生産のワンストップを実現
3.アクセシブルな環境づくり
(1)ユーザーとコミュニケーションが取りやすい仕組みづくり
(2)WEB+リアルでの情報発信の組合せ
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ポイント全国の作りたい人と作れる工場を結ぶ
マッチングビジネスの仕組み

Voice 参加者の声
DtoCなど常に先んじる姿勢や、会社の見せ方、特にメディアや採用に関してのお話しは大変参考になりました。マッチングした後のフォローの方が大事だという話も共感できました。

運輸業

プラットフォームビジネスの捉え方を間違えていたと気づかされました。マッチングさせることではなく、あくまでも我々が付加価値を提供しなければいけないことを学びました。

通信販売業

工場によって縫製レベル、対応可能製品、料金、リードタイムなどに生じる差異を、自社DBとWebインフラにより最適なマッチングを実現。高品質かつ少量多品種でも柔軟に対応できるような仕組みをつくる。
日目

04.18 Thu

これからのAI・IoTの活用戦略

視察&講義株式会社スカイディスク
代表取締役CEO橋本 司 氏
学びのPOINT

1.製造業の現状
(1)ものづくりを支えている根幹は「人」である
(2)国内人口が減少している中、国力を向上させるには業務効率の改善(IoT×AIの積極的な活用)が必須
2.AIが抱える課題と改善の方向
(1)過去のデータがない状態では、判断ができない。(最初は価値判断基準がない)
(2)人が集約した情報(視覚情報や触覚情報)をデータ化していくことが必要
3.導入に向けたポイント
(1)アジャイル型開発で進める
(2)データの分布やAIの判断結果をアルゴリズムでチェックする
(3)自動化しても人間系でリカバリできる仕組みをつくる
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AI導入に向けてAIで何をしたいのかを明確にし、
データを可視化すること

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AIやIoTの活用に向けては、目的を明確にし、「ものづくり業界」で培われてきた勘や経験をデータ化することがスタートとなる。特に労働集約型の業界においては相性が良い。
Voice 参加者の声
現在のAI事情が非常によく分かりました。AIを活用することで、1人当たりの生産性が高くなることで人間が人間らしいく働くという言葉が印象的でした。

運送業
自社の問題としてAIを活用するデータがなく、人による技術や技能のブレを無くしていく為にも、緊急性のある課題であることを認識しました。社内でも推進していきたいと思います。
製造業
総括の様子488_05.jpg
NEXT TIME

第3回目は、株式会社MammyProより子育て主婦をターゲットとしたネットワーク成長の秘訣を学び、株式会社ウェルモより福祉分野におけるデジタル活用から、新たなビジネスモデル構築のヒントを得ていただきます!