急激な石油や原材料などの高騰と30年前に戻ってしまった円安状態。
外的要因がもたらしたインフレ経済へのパラダイム転換した経営環境。
企業はどのような経営戦略を描くべきなのか。物の値段は軒並み上がり、
それに追随して賃上げのラッシュ状態が起こり、企業の明暗が分かれる時代です。
それでも企業は概して成長戦略を前提とした中期経営計画を描くべきです。
それも、単に売上増ではない、いかに粗利益を確保できるかが本質的な課題です。
当然のことだがコストアップ分を上回る価格転嫁が要求されます。人件費のアップ率よりも
粗利益のアップ率が上回り、さらには、それ以上に経常利益率のアップが求められます。
ぜひとも、この経営環境に負けないでいただきたいと心より願います。
激変する経営環境を見据え、これからの1年先、3年先、5年先に企業経営として
何をマイルストーンに成長戦略を組み立て、その実行体制を構築するのか、
時代に対応した中期経営計画を作成すべきだと考えます。
本講座では、かつてのコストリーダーシップから、いかにクオリティリーダーシップに固定概念を
変え、成長戦略を前提とした中期経営計画を策定し、その実行体制をどう構築すべきかを紐解き、
激変時代を生き抜くための成長戦略構築のポイントをご説明いたします。
1.クオリティリーダーシップが求められる時代とは何か、また取るべき経営戦略の基本方針とは何であるのか
2.限定マーケットに身を置く県内企業、何を経営のマイルストーンにすべきなのか
3.一旦は縮小バランスを取ってでも、その後の成長路線を描くとは何か