第三者承継×バイアウト戦略
「辞める」ではなく「託す」という撤退のかたち
概要
企業を“誰に託すか”“どのように託すか”
この問いに向き合うとき、経営者は多くの葛藤と覚悟を抱えることになります。
「後継者がいない」、あるいは「後継者はいるが、同じ苦労を背負わせたくない」──
そんな思いから、ある日ふと“第三者承継”が頭をよぎる方も多いと思います。
しかし、誰にも相談できず、一人で悩みを抱え込み、
やがてプレッシャーが積み重なり、判断を先送りにしてしまう──
これは、実際に多くの経営者が辿った道のりでもあります。
一方で、昨今の上場維持基準の見直しや株主対応の複雑化を背景に、
「バイアウト(株式非公開化)」という選択肢も、企業の存続と変革を図る有効な戦略として注目されています。
経営の自由度を高め、長期視点での価値創造を目指すための一手として、選ばれるケースが増えています。
本オンデマンドでは、
・第三者承継を考える経営者が抱えるリアルな心理と判断の過程
・バイアウト戦略によって得られる可能性と具体的な進め方
この2つの視点から、事業承継・経営再構築を“前向きな選択肢”として捉えるために専門コンサルタントが解説します。
今すぐの決断でなくとも、「将来どうするか」を考えるきっかけとして、
そして、経営を託すという重要な決断を後悔のないものにするために、ぜひご参加ください。
本オンデマンドは、2025年7月時点のウェビナー内容を基に作成されています。
こんな方におすすめします
- 自社の後継者問題に向き合いはじめている
- M&Aによる承継に関心はあるが、心理的な不安を感じている
- 短期的な業績評価よりも、中長期での成長戦略を描きたい
ポイント
- M&Aによる第三者承継とバイアウト戦略の違いと共通点
- 譲渡を検討する経営者の“リアルな心境”と心理的ハードル
- 成功事例から学ぶM&Aの進め方
登壇者
株式会社タナベコンサルティング M&Aコンサルティング事業部 ゼネラルパートナー
文岩 繁紀
金融機関を対象とした経営セミナー運営や、従業員教育支援を経験。M&A部門立ち上げに伴って、M&A部門へ異動。
M&Aアドバイザーとして活躍し、数十件の成約実績を積み、現在に至る。
譲受企業、譲渡企業それぞれの心情を理解し、クライアントに寄り添ったアドバイスを得意としている。